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ソニー、光学15倍になった手ブレ補正高倍率機「サイバーショット DSC-H7」


 ソニーは、高倍率ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット DSC-H7」を、4月27日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

 2006年5月に発売されたDSC-H5の後継機種。ズーム倍率がDSC-H5の12倍から15倍に拡大した。35mm判換算焦点距離は31~465mmで、DSC-H5の36~432mmから広角側、望遠側ともに広がった。

 また、新たに「アドバンストスポーツ撮影モード」を搭載。半押ししていない状態でもAFが動作し、画面の中心被写体にピントを合わせにいくため、運動会などで正面から迫ってくる被写体に対してピントを合わせやすくなったとしている。このほか有効画素数が810万画素になった。

 さらに、2007年春モデルのサイバーショット共通の機能として、ハイビジョン出力、顔検出AE/AF「顔キメ」、画像処理エンジン「Bionz(ビオンズ)」、ISO3200の最高感度、Dレンジオプティマイザー、インテリジェントフラッシュ、HOMEインターフェイスなどが搭載される。これらの共通新機能については、関連記事を参照されたい。




 撮像素子は1/2.5型の有効810万画素CCD。最大記録画素数は3,264×1,944ピクセル。記録形式はJPEG。640×480ピクセル、約30fpsでのMPEG-1動画も記録可能。感度はISO80~3200。

 レンズはEDレンズ1枚、非球面レンズ4枚を含む8群13枚で構成される光学15倍ズームのCarl Zeiss Vario-Tesser。35mm判換算焦点距離は31~465mm、開放F値はF2.7~4.5。最短撮影距離は広角端で約50cm、望遠端で約1.2m。マクロモードでは広角端で約1cm、望遠端で1.2mでの撮影が可能。

 液晶モニターは2.5型11.5万画素。記録メディアは約31MBの内蔵メモリと、メモリースティックデュオ/PROデュオ。

 電源はリチウムイオン充電池NP-BG1。CIPA準拠の撮影可能枚数は約300枚。

 本体サイズ109.5×85.7×83.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量約514g(電池、記録メディア含む)。本体色はブラックとシルバー。

 専用の別売オプションとして0.75倍のワイドコンバージョンレンズ(17,850円)、円偏光フィルター(10,500円)、MCプロテクター(5,460円)、本革製ジャケットケース(5,775円)、ソフトキャリングケース(4,725円)が用意される。




URL
  ソニー
  http://www.sony.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200702/07-0228/
  製品情報
  http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-H7/

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( 本誌:田中 真一郎 )
2007/02/28 12:42
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