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カシオ、720万画素になった「EXILIM ZOOM EX-Z700」

~「オートフレーミング」と「レイアウトショット」を追加

 カシオは、2.7型液晶モニターを搭載したデジタルカメラ「EXILIM ZOOM EX-Z700」を8月10日から順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は45,000円前後の見込み。計3色をラインナップし、発売日はシルバーが8月10日、ゴールドとレッドが8月25日。

 2006年1月発売の「EXILIM ZOOM EX-Z600」の上位機種に当たるモデル。CCDを1/2.5型有効600万画素から同720万画素に変更し、「オートフレーミング」や「レイアウトショット」といった新機能を追加している。また、「EXILIM ZOOM EX-Z1000」から加わった「HDズーム」も利用可能。撮像部分の中央部を切り出し、画素補間のない望遠寄りの画角が得られる機能。

 最大記録解像度は3,072×2,304ピクセル。感度設定はオート、ISO50/100/200/400。EX-Z600同様、「アンチシェイクDSP」を採用し、ブレ軽減モードと高感度撮影モードにおいて、最大ISO800まで増感する。


シルバー(上段)、ゴールド(下段右)、レッド(左) 背面

 新機能のオートフレーミングは、撮影範囲を示すフレーム枠が、動く被写体を画面上で追いかけるもの。レイアウトショットは、画面に表示されたレイアウトにあわせ、2枚もしくは3枚の写真を撮影すると、それらを1枚にレイアウトする機能。同社では「友人同士で撮った写真を1枚にする」、「構図の違う写真を1枚にする」といった利用法を提案している。

 そのほかの主な仕様はEX-Z600を踏襲。レンズは焦点距離38~114mm相当(35mm判換算)、F2.7~5.2の光学3倍ズーム。最短撮影距離は、通常時が約40cm、マクロおよびマニュアルフォーカス時が約15cm。

 15.4万画素の2.7型液晶モニターを搭載。EX-Z600に続き、「晴れた屋外でも見やすい」という、最大1,200cd/平方mの高輝度タイプとなっている。

 記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。電源としてリチウムイオン充電池を採用し、CIPA規格準拠の撮影枚数は約460枚。EX-Z600の約550枚から減少した。PC接続とAV出力はクレードル経由で行なう。

 そのほか、「トリプルセルフタイマー」、「フラッシュ連写」など、現行EXILIMシリーズの独自機能を搭載。本体サイズは88.5×20.5(最薄部18.6)×57mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約112g。



URL
  カシオ
  http://www.casio.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.casio.co.jp/release/2006/ex_z700.html

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カシオ、2.7型液晶搭載の「EXILIM ZOOM EX-Z600」(2006/01/23)


( 本誌:折本 幸治 )
2006/07/27 15:54
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