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三洋電機、世界最小最軽量のハイビジョンムービーカメラ「DMX-HD1A」

~生活防水のXacti DMX-CA6も

Xacti DMX-CA6
 三洋電機はハイビジョンサイズのMPEG-4動画を撮影できるコンパクトムービーカメラ「Xacti DMX-HD1A」を、9月下旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は90,000円前後の見込み。

 また、生活防水に対応したコンパクトムービーカメラ「Xacti DMX-CA6」を、8月下旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は45,000円前後の見込み。

 発表会において三洋電機 DIカンパニー国内販売課の奥誠一課長は、「ブロードバンド環境の進化、PC性能の向上、メディアの高容量低価格化、圧縮技術の進歩により、ブログ、SNS、ポッドキャスト、ビデオ共有サイトなどでムービーコンテンツを活用したいという動画ニーズが高まった」とし、「いつでもどこでも簡単にムービーチャンスを逃さず撮影できるXactiの市場が広がっている」と述べた。


三洋電機 DIカンパニー国内販売課の奥誠一課長
Xactiの歴代モデル

DMX-HD1A

 DMX-HD1Aは、2006年2月に発売されたDMX-HD1の後継機種。最大1,280×720ピクセル、30fpsのハイビジョンサイズの動画と、最大2,592×1,944ピクセルの静止画を、モード切替なしに撮影可能。また、動画の撮影中に静止画を記録することもできる。

 DMX-HD1からの変更点は、省電力化が図られ、連続撮影時間が約60分から約75分に伸びた。また、2.2型液晶モニターが有機ELからTFT(約15万画素)に変更された。さらに、SDHCメモリーカードに対応した。

 このほか、アスペクト比の16:9の映像を撮影できるようになったことと、動画編集機能の向上。動画編集では、動画ファイルの真ん中をカットしてその前後を繋ぐ以外に、ファイルの前後カットが可能になった。また、動画ファイルを繋げる場合は、3つ以上の動画も1度に繋げられるようになった。


新しい動画編集機能
16:9での撮影が可能

 撮像素子は1/2.5型有効約510万画素CCD。感度は静止画が最高ISO400、動画が最高ISO1600。静止画では、画素補間技術「ピクトライズ1000」により、3,680×2,760ピクセルの画像を生成することも可能。

 レンズは35mm判換算で38~380mm、ズーム全域F3.5の光学10倍ズームレンズ。最短撮影距離は広角端で10cm、望遠端で1m。スーパーマクロモードでは、広角端で1cm~1mの範囲で撮影が可能。静止画撮影時はプログラムAEのほか、シャッタースピード優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出が可能。

 付属クレードルにD4、Sビデオ、コンポジット、USB 2.0などのインターフェイスを備える。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影可能枚数は約170枚。本体サイズは80×36×119mm(幅×奥行き×高さ)、電池とSDメモリーカードを含む重量は約235g。


手前にあるのはオプションのワイドコンバージョンレンズ

ズームレバーの左右に静止画と動画のボタンを配するレイアウトは変わらない
SDHCに対応したカードスロット

DMX-CA6

 DMX-CA6は、有効約600万画素CCDを搭載し、最大で640×480ピクセル、30fpsのMPEG-4動画を撮影できるコンパクトムービーカメラ。JIS保護等級4級に相当する生活防水に対応するため、水辺やスキー場などでも使用可能としている。ムービーカメラとしては可動部分が少なく堅牢なXactiの特徴をいかして、スポーツやレジャーでの使用を訴求する。

 スペック的には非ハイビジョンサイズのXactiシリーズに属するが、液晶モニターの開閉が1軸で、上下方向には首を振らない。また、モニター表面を露出する形で折りたたまれる。


生活防水機能のテスト
約7ルクスの低照度でも撮影可能

液晶モニター表面が露出する形で折りたたまれる
液晶モニターの開閉は90度

 撮像素子は1/2.5型の有効約600万画素CCD。静止画の最大記録画素数は2,816×2,112ピクセル。画素補間技術「ピクトライズ1000」により、3,680×2,760ピクセルの画像を生成することもできる。

 感度は静止画が最高ISO400、動画がISO3600。動画撮影時は9画素混合により、約7ルクスの暗い被写体の撮影を可能にした。また、動画撮影時のみ電子式の手ブレ補正が可能。

 レンズは35mm判換算で38~190mm、F3.5~4.7の光学5倍ズーム。最短撮影距離は広角端10cm、望遠端80cm。スーパーマクロモードでは広角端で1~80cmの範囲での撮影が可能。

 液晶モニターは2型約8.6万画素TFT。SDHCメモリーカード対応スロットを搭載する。本体にUSB 2.0、AV出力を備える。

 電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影可能枚数は約170枚。動画連続撮影時間は約80分。本体サイズは77×36×100mm(幅×奥行き×高さ)、電池とメモリカードを含む重量は約174g。本体色はシルバーとオレンジが用意される。


カードスロットと電池室

シルバーモデル


URL
  三洋電機
  http://www.sanyo.co.jp/
  ニュースリリース(DMX-HD1A)
  http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0607news-j/0721-1.html
  ニュースリリース(DMX-CA6)
  http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0607news-j/0721-2.html

関連記事
【伊達淳一のデジタルでいこう!】三洋電機 Xacti DMX-HD1(2006/02/20)


( 本誌:田中 真一郎 )
2006/07/21 20:17
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