米Konica Minolta、手ブレ補正付き12倍ズーム機「DiMAGE Z5」を発表

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米Konica Minolta、手ブレ補正付き12倍ズーム機「DiMAGE Z5」を発表

～下位モデル「Z20」も発売

　米Konica Minoltaは、日本では未発表の新製品「DiMAGE Z5」と「DiMAGE Z20」を発表した。欧州でも発売が決まっている。日本国内の発売は未定。

■ DiMAGE　Z5

DiMAGE Z5

　有効520万画素CCDを搭載するレンズ一体型の光学12倍ズーム機。国内で2004年8月に発売された「DiMAGE Z3」の後継機と見られる。価格は499ドル、469ユーロ。

　Z3との主な機能差は、CCDが有効400万画素から有効500万画素に、液晶モニターが1.5型から2型に大型化されたこと。手ブレ補正機構「Anti-Shake」の搭載など、そのほかの機能に大きな違いはない。

【お詫びと訂正】記事初出時、DiMAGE Z3の液晶モニターを1.8型と記述しましたが、1.5型の誤りでした。お詫びして訂正させていただきます。

　カラーはブラックとシルバー。外観はZ3を継承しているものの、モードダイヤルがシルバーになるなど、デザイン上の細かい変更が見受けられる。

　撮像素子は1/2.5型の有効500万画素原色フィルター付きCCD。記録解像度は2,560×1,920/2,048×1,536/1,600×1,200/640×480ピクセル。設定可能な感度はISO50/100/200/320。Motion JPEG形式による640×480ピクセル、15fpsの音声付き動画も記録できる。

　レンズの焦点距離は35mm判換算で35～420mm、開放F値はF2.8～4.5。通常モードでの最短撮影距離は、広角端が0.6m、望遠端が1.6m。マクロモード時の撮影距離は、広角端が0.1～1m、望遠端が1.2～2.5m。スーパーマクロモード時は0.01～1m。

　記録メディアはSDメモリーカード/MMC。電源に単3電池4本を使用し、アルカリ電池、ニッケル水素電池に対応する。PCとはUSB 2.0で接続する。外形寸法は108.5×84×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は340g(本体のみ)。

■ DiMAGE　Z20

DiMAGE Z20

　国内未発売の光学8倍ズーム機「DiMAGE Z10」の後継機と見られる新製品。価格は349ドル、299ユーロ。

　Z10の320万画素に対し、Z20では有効500万画素CCDを搭載する。また、Z5の下位モデルながら、Z5には非搭載の外部測距センサーを装備。ただし測距ポイントがZ5の5点に対し、3点になっている。またAnti-Shakeは搭載しない。

　撮像素子は1/2.5型の有効520万画素CCDで原色フィルター付き。記録解像度は2,560×1,920/2,048×1,536/1,600×1,200/640×480ピクセル。感度はISO50/100/200/320。320×240ピクセル、15fpsの動画記録も可能。

　レンズの焦点距離は35mm判換算で36～290mm。開放F値はF3.2～3.4。通常モード時の最短撮影距離は、広角端0.5m、望遠端が1.5m。マクロモードの撮影距離は広角端が0.01～1m、望遠端が0.6～2m。スーパーマクロモードは非搭載。

　記録メディアはSDメモリーカード/MMC。電源は単3電池4本で、アルカリ電池、ニッケル水素充電池に対応。USB 2.0インターフェイスも備える。外形寸法は109×94×82mm(幅×奥行き×高さ)、重量は300g。

■ ＵＲＬ
　 Konica Minolta(英文)
　 http://konicaminolta.com/
　製品情報(DiMAGE Z5、英文)
　 http://konicaminolta.com/products/consumer/digital_camera/dimage/dimage-z5/
　製品情報(DiMAGE Z20、英文)
　 http://konicaminolta.com/products/consumer/digital_camera/dimage/dimage-z20/

■ 関連記事
・【Photokina 2004】コニカミノルタ、欧州版α-7 DIGITALやDiMAGE A200などを展示（2004/09/30）

（折本幸治）
2005/01/21 18:43

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