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アストロアーツ、「ステライメージ6」を更新

~各社RAWファイル対応や不具合修正など

ステライメージ Ver.6
 アストロアーツは4日、天体画像処理ソフト「ステライメージ Ver.6」を更新した。バージョン番号は6.0b。Webサイトから無償でダウンロードできる。対応OSは、Windows XP/Vista。

 今回の更新でオリンパスE-520、E-420、キヤノンEOS 5D Mark II、EOS 50D、EOS Kiss F、ニコンD700、D90、ペンタックスK20D、K200DのRAWファイル読み込みに対応した。また、追加機能として、「画像ファイルを開く(サムネイル表示)」で、JPEG、TIFF、FITS形式の処理速度を高速化したほか、以下の不具合を修正した。

  • ARW形式のファイルをアプリケーションアイコンにドロップすると、「ARW形式・読み込み設定」ダイアログが開かず、読み込み時の設定ができない
  • 「画像ファイルを開く(サムネイル表示)」の「ファイルの種類」で、TIFF形式を選択できない
  • 「画像ファイルを開く(サムネイル表示)」で、縦位置で撮影した画像のサムネイルが鏡像になる
  • 「画像ファイルを開く(サムネイル表示)」で読み込んだPEFファイルの画像サイズが、読み込み前の画像サイズと異なる
  • 特殊なExifヘッダのJPEG画像を開くと、ステライメージが強制終了する
  • 「名前を付けて保存」のダイアログで、保存できない形式の画像を別形式で保存する際に、前回の形式が選択されない
  • 「画像解像度」ダイアログで、画像をバイキュービック法で拡大すると、星像が四角くなり黒い縁ができる
  • 「FITSヘッダ」ダイアログで、キヤノンのRAW画像情報を表示すると、「COMMENT [CR2] WhiteBalance」に日本語の文字列が表示される
  • 「コンポジット」、「モザイク合成」、「RGB合成」、「CMY合成」「LRGB/WCMY合成」ダイアログのプレビュー中にキーボードのショートカットキーによる拡大/縮小ができない
  • EOS-1Ds Mark IIのCR2画像を「ベイヤー配列」で読み込み、「ベイヤー・RGB変換」を行なうと、実際とは異なる色調で表示される
  • 「シャープ」ダイアログで「リセット」ボタンを押しても、「しきい値」の最小値が0に設定されない
  • 「ワークフロー」の「処理工程」が未保存の状態で「ワークフローを開く」ダイアログを開き、「キャンセル」ボタンを押すと、処理工程がクリアされる
  • ワークフローで「画像解像度」の縮小を実行すると、画像ウィンドウが画像サイズに合わせて小さくならない
  • 「PSF指定」ツールで、PSFマークの「1個クリア」が機能しないことがある
  • 「短形選択」ツールで選択範囲枠が画像の左端または上端に接していると、選択範囲の枠線をドラッグできない


 ステライメージ Ver.6は、天体画像に対してノイズ除去や色調補正などを行なう天体画像処理ソフト。処理をプロファイル化して共有できるワークフロー機能や、モノクロ画像で処理範囲や処理内容を調整できる選択マスク機能を備える。価格は2万9,400円。



URL
  アストロアーツ
  http://www.astroarts.co.jp/
  ダウンロードページ
  http://www.astroarts.co.jp/products/stlimg6/download/updater-j.shtml
  製品情報
  http://www.astroarts.co.jp/products/stlimg6/index-j.shtml

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アストロアーツ、ステライメージをアップデート(2008/07/10)


( 本誌:関根慎一 )
2008/12/04 19:37
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