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アストロアーツ、ステライメージをアップデート

~D60、EOS Kiss X2に対応

ステライメージ Ver.6
 アストロアーツは10日、天体画像処理ソフト「ステライメージ Ver.6」をアップデートした。バージョン番号は6.0a。無償でダウンロードできる。対応OSは、Windows XP/Vista。



 今回のアップデートでは、EOS Kiss X2のCR2形式のファイル、D60のNEF形式のファイル読み込みをサポートするとともに、以下の不具合が修正された。

  • 「Nikon Capture」、「PictureProject」などで編集・保存したNEF形式ファイルが含まれるフォルダを開くと、ステライメージが強制終了する。
  • 選択範囲の幅または高さが画像の幅または高さと一致していると、選択範囲の切り抜きが実行されない。
  • 「矩形選択ツール」で画像の右端・下端まで選択範囲の枠線をドラッグできない。
  • RAW画像以外の画像で「ベイヤー・RGB 変換」を行なう際に、「色調整」ダイアログの「自動調整値」ボタンをクリックすると、ステライメージが強制終了する。
  • 画像の露出中央時刻が特定の値の場合、「画像情報」ダイアログを開くと「エラーを特定できません」というメッセージが表示されて、画像情報を見ることができない。
  • 「画像情報」ダイアログで「■撮影情報」のF値に、撮影時とは異なる値が表示される。
  • 「コンポジット」ダイアログで、モノクロ画像に対してカラー画像をコンポジットすると、カラー画像のG, Bプレーンが処理されず、正しく合成できない。
  • 「レベル調整した値を使う」をオンにしてコンポジットすると、画像が白く表示されることがある。
  • 「コンポジット」ダイアログで「画像マッチング」を行なうと、ステライメージが強制終了することがある。
  • 「ガンマ調整/デジタル現像/色彩強調」ダイアログでガンマ調整のスライダーを両端に設定すると、画像の明るさが極端に白く、または黒くなったり、不自然な色で表示されたりする。
  • 「ブリンクコンパレータ」ダイアログでブリンクすると、アクティブではない画像が白く表示されることがある。
 ステライメージ Ver.6は、天体画像に対してノイズ除去や色調補正などを行なう天体画像処理ソフト。処理をプロファイル化して共有できるワークフロー機能や、モノクロ画像で処理範囲や処理内容を調整できる選択マスク機能を備える。価格は2万9,400円。



URL
  アストロアーツ
  http://www.astroarts.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.astroarts.co.jp/news/2008/07/09stlimg60a/index-j.shtml
  製品情報
  http://www.astroarts.co.jp/products/stlimg6/index-j.shtml

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( 本誌:関根慎一 )
2008/07/10 18:40
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