|
|
|
|
最新ニュース |
|
|
【 2016/01/26 】 【 2016/01/25 】 【 2016/01/22 】 【 2016/01/21 】 【 2016/01/20 】
|
|
|
|
|
|
|
アイファイジャパン、無線LAN内蔵SDカード「Eye-Fi」を国内発売
|
|
|
|
|
|
|
|
Eye-Fi Share
|
アイファイジャパンは3日、都内で無線LAN内蔵SDメモリーカード「Eye-Fi Share」の説明会を開催した。
Eye-Fi Shareは、デジタルカメラ専用の無線LAN内蔵SDメモリーカード。撮影した写真を自宅のPCやオンライン写真共有サービスなどに転送する機能を備える。対応形式はJPEG。RAW画像への対応は未定。
アップロードした画像はEye-Fiの専用サイトに加え、対応するオンラインサービスへのアップロードが可能。現時点ではFacebook、 Flickr、MobileMe、Movable Type、my Picturetown、Picasa、Snapfish、TypePad、VOXに対応する。また、アップロードした画像をPCの指定フォルダへ自動でダウンロードすることもできる。
SDメモリーカード対応であれば、デジタルカメラの機種は問わない。通信時の電源はカメラから供給するため、デジタルカメラの起動時間は無線LANの利用状況によって減少する場合がある。
無線LANの仕様はIEEE 802.11b/g。対応OSはWindows Vista/XP、Mac OS X(10.3/10.4/10.5)。
米国では2007年に販売を開始し、日本市場は初の海外進出先。9月にドイツ・ケルンで開催された「フォトキナ2008」にも出展した。現在は日本での技術認証の認可待ちで、認可が下り次第順次出荷するとしている。年内は直販サイトをはじめ、オンラインストアのみの取り扱い。メモリーカード容量は2GB。価格は9,980円。USBリーダーが付属する。
Eye-Fi Shareを使用するには、PCに専用のソフトウェアをインストールし、初回のみ設定を行なう必要がある。それ以降はカメラの電源を投入した際にネットワークを検索、接続し、写真のアップロードを行なう。途中で通信が切断された場合でも、レジュームできる。
|
|
Eye-Fiサービスの仕組み
|
Eye-Fi Shareカード本体
|
■ 対象ユーザーはアマチュア層
|
Eye-Fiプレジデント兼CEOのJef Holove氏(左)とアイファイジャパン株式会社代表取締役の田中大祐氏(右)
|
Eye-Fiプレジデント兼CEOのJef Holove氏は、Eye-Fi Shareを使う利点について「米国で1年間Eye-Fiサービスを実施してわかったことは、ユーザーが写真をどのようにしてアップロードにいたるのかということ。従来のSDメモリーカードのユーザーは、撮影した写真を何週間、何か月間も寝かせておく場合があった。これに対してEye-Fiのユーザーは、1か月に7回程度のアップロードを行なっており、写真がより新鮮な状態を保っている」とアピール。併せて、米国ではオンラインストアのみならず、また画像の転送先としてニコンのmyPicturetownとも連携している。
初の海外進出先に日本市場を選択した理由としては、「日本はデジタルカメラ市場が非常に大きく、熱心なブロガーも多く、オンラインコミュニティも活発。日本人は写真に対して情熱的だと思う」とコメントした。
アイファイジャパン株式会社代表取締役の田中大祐氏は、日本のユーザーセグメントについて、「高性能のカメラを使用するフォトユーザー、家族との思い出を写真で残したいファミリーユーザー、SNSで大量の写真を掲載したいユーザーを想定している」とした。
|
|
日本市場の位置付けと展開
|
製品サービス概要
|
■ 国内写真共有サービスと提携、ニコンとの協力も
日本での展開にあたっては、米国のものを単純に輸入するというわけではなく、ソフトウェアやインターフェースのローカライズや国内サポートも行なうという。また、オンライン写真共有サービスの日本語版とも提携。残りの国内提携先については後日発表としたが、「はてなフォトライフ」への対応を発表した。
海外ではEye-Fi Shareの大容量モデルや撮影場所の位置情報を写真データに付加できる「Eye-Fi Explore」も販売しているが、日本市場におけるラインナップについては「米国でもラインナップを1つ1つ拡充している。日本でもその流れでラインナップを拡充していく」とコメント。
さらにニコンとの協力に関しては、航空機内でWi-Fi通信をしない「フライトモード」や「オートパワーオフ」などの機能を「D90」に搭載している。
|
|
提携サービス先。Flickr以外は日本語版サイトに対応するという
|
日本語版パッケージも展示された
|
【2008年12月5日】ニコンとの協力について不適当な表現があったため修正しました。
■ URL
アイファイジャパン
http://www.eyefi.co.jp/
アイファイジャパン、無線LAN内蔵SDカード「Eye-Fi」販売を開始(BB)
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/24110.html
■ 関連記事
・ Eye-Fiジャパン、「Eye-Fi Share」を年内に国内発売(2008/11/12)
・ 会場で見つけたアクセサリー編(2008/09/29)
( 本誌:関根慎一 )
2008/12/03 19:50
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|
|
|
|
|