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ニコン、「COOLPIX P6000」用RAW対応ソフトを公開延期


COOLPIX P6000
 ニコンは21日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P6000」のRAW形式「NRW」に対応した画像ソフト「ViewNX Ver.1.2.2」とNRWコーデックの公開延期を発表した。

 新たな提供開始時期はNRW対応のViewNX Ver1.2.2(Windows版)が12月上旬、Windows Imaging Component(WIC)対応NRWコーデックが2009年1月以降。いずれのソフトもP6000の発表当初10月上旬の公開を予定していたが、開発の遅れにより延期が決まった。

 COOLPIX P6000は、COOLPIX独自のRAWフォーマットであるNRW形式を採用している。PCでの現像にはNRW対応ViewNXかWIC対応コーデックが必要で、Capture NX2/NXでの現像はできない。ただし、P6000の本体内現像機能を使用することで現像できる。なお、公開済のViewNX Ver.1.2.0では、NRWファイルの閲覧のみ可能。

 COOLPIX P6000は、同社が9月に発売したコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」シリーズのフラッグシップモデル。1/1.7型有効1,350万画素CCD、広角28mm相当からの4倍ズームレンズ、GPSユニットなどを搭載する。店頭価格は5万3,100円前後。



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.nikon-image.com/jpn/support/whatsnew/2008/wnew081020.htm
  製品情報
  http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/compact/coolpix/p6000/

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( 本誌:武石 修 )
2008/10/21 14:03
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