ライカ、M8用最新ファームウェアを公開

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ライカ、M8用最新ファームウェアを公開

～専用UV/IRフィルターの無料配布も開始

Leica M8

　ライカカメラジャパンは、レンジファインダーデジタルカメラ「Leica M8」用最新ファームウェア（Ver.1.092）の公開と、同製品専用UV/IRフィルターの発送を開始した

　最新のファームウェアは、M8のインターフェイスなどを改良するもの。レビュー時のバーの改良、シャッター速度とISO感度の表示、オートレビューとヒストグラムがメニューで選ばれていた場合、「Hold/Histogr.」と表示される、「Disabled」が「Off」という表示に変更される、クリッピングファンクションの改良（INFOボタン操作の改良）などの変更が施される。

　機能的には、Adobe Camera Rawデータ時の色の改善など。さらに、内部処理の改善も含めてシステムの最適化を実現して、信頼性が増したという。

　また、専用UV/IRフィルターへ対応した、次期ファームウェア（Ver.1.10）の公開は、4月中旬を予定。ただし、焦点距離50mmのレンズを使用した撮影に限定すれば、同フィルターと最新ファームウェア（Ver.1.092）のままでも良好な撮影結果が得られるという。

　Leica M8は、搭載する撮像素子が赤外線に対して敏感に反応するために、マゼンダ色のオフセット（例えば、黒い繊維など）が顕著に起こる。今回の専用UV/IRフィルターの無料配布は、この問題に対処するためのもの。同フィルターを入手するためには、同社のホームページから「ライカM8のお客様登録」を行なう必要がある。

■ ＵＲＬ
　ライカ
　 http://www.leica-camera.co.jp/
　ライカ M8 ファームウェアのアップデートとライカ UV/IR フィルターの供給について
　 http://www.leica-camera.co.jp/news/news/1/4951.html
　ライカM8のお客様登録
　 http://m8registration.leica-camera.com/snr_jp.php

■ 関連記事
・ライカカメラジャパン、M8を12月に発売延期（2006/11/28）

（本誌：織原　博貴）
2007/03/07 20:07

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