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インクジェット用紙の2008年国内市場は461億円

~富士経済市場調査より

 富士経済は15日、2008年のインクジェット用紙やPPC用紙など情報記録紙の国内市場調査結果を発表した。2009年2月~4月にかけて、対象企業・団体へのヒアリングおよび関連文献により調査したもの。

 このうちインクジェット用紙の国内市場は461億円(前年比1.5%増、以下同)。

 マットタイプが全体の70%以上を占め、市場を牽引しているが、価格競争が激しいことから、各メーカーは写真用途で付加価値の高い光沢タイプのRCペーパーに注力しているという。

 マットタイプはインクジェットプリンター専用年賀はがき、光沢タイプは画像出力で使用されている。年賀はがきの需要は電子メールなどの普及に伴い減少傾向の一方で、光沢タイプはフォトブックなどでの展開が見込まれるとしている。

 大判サイズ(ワイドフォーマット)では、マットタイプ、光沢タイプ、フィルムタイプの各タイプともポスター、看板、POPといった業務用途が多い。また、少量作成の場合は経費削減のため社内のインクジェットプリンターで出力する流れがあることから、需要の増加が期待されると分析した。

 2009年にはインクジェット用紙全体で463億円(0.4%増)、2012年には488億円(5.9%増)への成長を見込む。

 そのほかの用紙の国内市場は、PPC用紙が1,516億円(8.4%増)、感熱記録紙が344億円(2.4%増)。



URL
  富士経済
  https://www.fuji-keizai.co.jp/


( 本誌:関根慎一 )
2009/05/15 20:27
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