デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

【PIE2009】銀一、クランプラーやフォックスファイヤーの新モデル


会期:3月26日~29日(10時~17時)
会場:東京ビッグサイト東4・5・6ホールおよび会議棟


 フォトイメージングエキスポ2009で銀一は、自社が扱う各ブランドの新製品を中心に展示。来場者にアピールしていた。


クランプラー、シンクタンクフォト、ドンケ、フォックスファイヤーなどを展示した銀一ブース ブランド別に製品展示を分類。写真はクランプラーコーナー

クランプラー

 クランプラーブランドからは、「8ミリオン・ダラー・ホーム」を参考出品。ミリオン・ダラー・ホームシリーズで最も大きなサイズになるショルダーバッグで、「7ミリオンダラーホームでは容量が小さい、かといって(上位製品の)ザ・ブラジリアン・ダラー・ホームでは大きすぎる」といったニーズを見据えた製品だという。発売時期は未定。


参考出品の8ミリオン・ダラー・ホーム 背面

内部。ブラジリアン・ダラー・ホームより奥行きが薄い 現行ミリオン・ダラー・ホーム特有のベルクロ用消音パッチを装備

 また、カメラストラップの「ザ・インダストリーディスグレイス」には、限定色のデジカモ仕様が2色展示してあった。発売は4月下旬を予定。現行モデルの価格(4,200円)より2割ほど高くなる見込み。


ザ・インダストリーディスグレイスの限定色 配色にはデジモカ(デジタルカモフラージュ)を採用

フォックスファイヤー(フォトレック)

 ネイチャーフォトやフライフィッシングなど、アウトドアイメージの強いフォックスファイヤーの「フォトレック」ブランドコーナーに、都市部での使用を意識したショルダーバッグ「colocate」(カラケート)と「plaisir」(プレジール)が展示してあった。3月より発売中で、価格はそれぞれ2万4,150円、2万2,050円。


フォトレックの新コンセプト製品。左からcolocate、plaisir 側面に500mlペットボトル用ポシェットが付属

内部 背面

 メイン素材にPVCを採用するなど、従来のフォトレックとは異なるイメージを持たせている。キャッチコピーは「大人の、アーバン・フォトレックのために」。

 colocateにはEOS-1Ds Mark III、EF 16-35mm F2.8 L II USM、EF 24-70mm F2.8 L USM、EF 70-200mm F2.8 L IS USMなどを収納可能。plaisirには、EOS 5D、EF 24-105mm F4 L IS USM、EF 17-40mm F4 L USM、EF 70-200mm F2.8 L IS USMが入るという。

 また、縦型のimprovise(インプロヴィス)もアーバン・フォトレック系列の製品。斜めのラインが目につく斬新なデザインで、EOS-1Dクラスのボディ、EF 24-70mm F2.8 L USM、EF 70-200mm F2.8 L IS USMが収納可能だという。価格は2万1,000円で、同じく3月より発売中。


improvise 左右非対象の大胆な形状が特徴

フォトレックカニス・ミノル 内部

三脚はショルダーハーネスに横向きに取付ける

 「フォトレックモノケロス」は、従来のトートバッグスタイルを発展させたかのようなコンセプトの製品。トートバッグの出し入れの容易さをとりいれつつ、奥行きを確保して収納力を増やしたという。EOS-1D Mark III、EF 16-35mm F2.8 L II USM、EF 24-70mm F2.8 L USM、EF 70-200mm F2.8 L IS USMが収納できる。

 前面のポケットから、ジッパー付きの収納部を取り出すことが可能。普段はフラットなシルエットを保ちつつ、ポケットを頻繁に利用するようなシーンでは、収納部を取り出すことで利便性が高まりそうだ。


フォトレックモノケロス。写真は前面の収納部を取り出した状態 内部。トートバッグのように内部が縦方向にゆったりしている

ドンケ

 ドンケブランドでは、3月発売の「F-2ワックスウェア」、「F5XZワックスウェア」、「F-803ワックスウェア」を展示。オイル引きキャンバスというカメラバッグとして特殊な素材のため、ブースでも来場者の目を引いていた。

 最も大きなF-2ワックスウェアは、素材以外は従来のF-2と同等。ベルト類は白色となる。限定色のチョコレートカラーに似た配色ながら、ワックスコットンならではの独特の風合いを体験できる。


F-2ワックスウェア。手前が付属のワックス缶 内部。従来のF-2を踏襲する

オービス

 クリップオンストロボの発光部に取付けることで、リング状の照明効果が得られるという製品。価格は2万3,100円。4月中旬に発売する。

 すでに海外では低価格なリングストロボアイテムとして知られており、差し込むだけの簡便な造りから、多くの主要クリップオンストロボに対応する。発光部が大きいため、マクロ用というよりはポートレートや商品撮影に向くソリューションといえる。また、重量が約500gと軽いのも特徴だ。


オービス 背面

使用例

 ただしレイフラッシュなどと異なり、レンズ前に固定して使うには工夫がいる。基本的には片手でレンズにあてがいながらの撮影や、カメラから離して使うアイテムという。その代わり自由度が高く、モデルの側面から光をあてることで、バンクを使ったかのような効果が得られるそうだ。商品撮影ではトップライトとしての利用も考えられるという。

 会場では銀一が用意した、ワイヤレス調光に対応のデジタル一眼レフカメラと純正クリップオンストロボでの効果をアピールしていた。


ルミクエスト

LQ-119ソフトボックス
 今回のフォトイメージングエキスポ2009では、クリップオンストロボに装着するタイプの簡易バウンスやディフューザーの新製品がいくつか見られた。その元祖といえるのがルミクエストだろう。初代製品が世に出てから、今年で20年以上になるという。

 ルミクエスト久しぶりの新製品としては、従来のソフトボックスタイプを大型化した「LQ-119ソフトボックス」が展示してあった。価格は7,770円。発売は4月中旬。

 拡散面の面積がおよそ2倍となり、よりソフトな配光効果が得られるという。ただしその大きさから銀一では、カメラに装着した状態ではなく、スタンドに載せた状態や、手持ちでのクリップオンストロボでの利用を勧めていた。

 銀一によると、ルミクエストの生産国が中国から米国に戻り、最近の製品ではロゴ表示周囲にmade in usaの表記が入っているという。「昔からのファンなら懐かしく感じるのでは」とのことだ。


ラストライト

 「トライフラッシュ」は、クリップオンストロボをアンブレラでバウンスさせるとき、3灯までのクリップオンストロボを装着できるようにしたブラケット。ワイヤレスでの手軽なTTL増灯が可能になった現代らしい製品という。近日発売予定で、価格は1万円強になる見込み。


トライフラッシュ


URL
  フォトイメージングエキスポ2009関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2009/03/28/10555.html
  銀一
  http://www.ginichi.com/


( 本誌:折本幸治 )
2009/03/29 13:15
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2009 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.