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【PIE2009】タムロン、「SP AF 60mm F2 Macro 1:1」を参考出品


 タムロンはフォトイメージングエキスポ2009(PIE2009)において、「SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1」(Model G005)を参考出品した。発売時期と価格は未定。キヤノン用、ニコン用、ソニー用を用意する。


タムロンブース。メインは18-270mm F3.5-6.3 Di II VC LD 参考出品のSP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1

 APS-Cサイズの撮像素子に特化したマクロレンズで、35mm判換算での焦点距離90mm相当(1.5倍)、または96mm相当(1.6倍)の画角になる。開放F2の性能を持ちながら、等倍撮影が可能。APS-Cサイズの撮像素子を搭載したデジタル一眼レフ用マクロレンズとして、開放F2は世界初という。

 ブースではAF動作不可能な試作品を手にとることができた。ピントリングの動きも重かったが、製品版では改良するとのこと。本体サイズと重量はほぼそのまま製品化するという。まだ試作品の段階だが、透明ケースでの陳列にせず「せっかくのイベントなので、とにかく手にとってもらいたかった。ファインダーをのぞいてほしい」とのこと。


鏡胴にSPロゴを装備 大きな「試作品」のラベル

EOS 30Dに装着 丸形のフードを同梱する予定

 鏡胴は開放F2の割にはコンパクトと軽量。F2.8のEF-S 60mm F2.8 Macro USMと比べても、長さは異なるものの太さは大きく変わらない。フィルター径はEF-S 60mm F2.8 Macro USMの52mmに対し、55mmとなっている。フードは丸形。

 ブースのメインはAF 18-270mm F3.5-6.3 Di II VC LD Aspherical [IF] Macro。ハンズオンコーナーで実機を試せるほか、加震台を使って手ブレ補正機構の実力を見るデモコーナーも設けている。


加震台を使ったVC機構のデモ 全ラインナップを一覧できる

【2009年3月27日】本文中の「デジタル一眼レフカメラ用マクロレンズとして」の前に、「APS-Cサイズの撮像素子を搭載した」を加えました。



URL
  タムロン
  http://www.tamron.co.jp/

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タムロン、デジタル専用「60mm F2」マクロレンズを開発(2009/03/24)


( 本誌:折本幸治 )
2009/03/27 00:05
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