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コンパクトデジカメが15.5%の単価下落、年末年始で

~平均単価は2万700円。BCN調査より

 BCNは9日、年末年始におけるデジタル製品の価格推移を発表した。全国主要家電量販店の実売データを集計する「BCNランキング」をもとにした内容。

 対象の製品ジャンルは、レコーダー、インクジェットプリンター、液晶テレビ、プラズマテレビ、コンパクトデジカメ、携帯オーディオ、ノートPC。

 2008年11月から2009年1月までの3カ月間、価格下落が最も激しかったのがプラズマテレビ(19.2%減)。次いで下落したのがコンパクトデジタルカメラ(15.5%減)だった。BCN取り上げた製品ジャンルのすべてが年末年始の3カ月で下落している。

 2008年1月を基準にした場合でも、コンパクトデジタルカメラは16.1%減と激しい価格下落を見せている。2009年1月の平均単価は、コンパクトデジタルカメラで2万700円。

 コンパクトデジタルカメラは販売金額でも3カ月連続で前年同期から減少した。具体的には、2008年11月が12.1%減、2008年12月が22.3%減、2009年1月が13.9%減

 ただし単価下落が、販売台数を押し上げた側面も見られる。コンパクトデジタルカメラにおいては2009年1月、台数ベースで前年同月比2.3%の販売増となった。



URL
  BCN
  http://www.bcn.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.bcn.co.jp/press/press.html?no=38


( 本誌:折本幸治 )
2009/02/09 16:56
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