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デジタルフォトフレームの販売台数は前年比8倍の見通し

~売れ筋は7型モデル、小型モデルも需要増

 GfKマーケティングジャパンは12日、国内デジタルフォトフレーム市場の販売動向調査結果を発表した。

 2008年のデジタルフォトフレーム販売台数は、2007年の約2万9,000台に対しておよそ8倍の約23万台にのぼると推定した。7月時点の市場予想では約9万5,000台としており、大幅な上方修正になる。


デジタルフォトフレーム国内販売数量(GfKジャパン推定)、(出典:GfK Japan) 販売数量推移(2008年1月=100)とメーカー/モデル数(出典:GfK Japan)

 参入メーカーは、2008年1月時点の8社から25社に拡大。販売モデル数も15モデルから60モデルに増加し、市場は全体的な盛り上がりを見せているという。さらに、年末年始には「ギフト需要」ならびに「帰省需要」も見込む。

 主流となるモデルは7型で、製品の選択肢も7型が最も多い。また、7月から4型以下の構成比が徐々に増加し、10月に全体の約17%を占めるに至った。同社は要因として、4型以下の小型デジタルフォトフレームが低価格で発売されたことを挙げており、今後も市場を支えていくと見ている。

 平均価格は下落傾向。市場を牽引するソニーやテクタイトの好調を受けて一部の機種が値下がりしたことに加え、7月に小型デジタルフォトフレームが低価格で発売されたことが要因となり、10月時点では1月並みの平均価格に落ち着いている。

 また小型デジタルフォトフレームが新たな需要を生み出しているとも分析。量販店で販売が積極化している現状も踏まえ、2009年も市場拡大が見込まれると結論づけた。


平均価格推移(出典:GfK Japan)


URL
  GfKマーケティングジャパン
  http://www.gfkjpn.co.jp/

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( 本誌:関根慎一 )
2008/11/14 15:10
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