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ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8
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オリンパスは6日、2008年度第2四半期(累計)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比(以下同)2.6%減の5,357億9,000万円、営業利益は46.7%減の320億9,900万円、純利益は88.7%減の36億300万円(今期から四半期会計基準を適用したため、前年同期比の増減率は参考値)。
医療事業が好調だったものの、世界経済の停滞と為替の影響で映像事業と情報通信事業が減収となった。また減益の要因は、27億7,700万円の特別損失や145億1,800万円の法人税など。
デジタルカメラを含む映像事業の売上は、交換レンズ「ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8」が好評を博したほか、コンパクトデジタルカメラ「μ」シリーズが国内外ともに堅調に推移したものの、世界的な景気減速から14%減の1,402億8,700万円。営業利益は、デジタルカメラ市場の世界的な悪化に伴う単価下落で45.4%減の117億6,900万円となった。
オリンパスは同日、8月1日に発表した通期の連結業績見通しを下方修正した。売上高は、前回予想より530億円減の1兆550億円(前年比4.8%減、以下同)、営業利益は同220億円減の730億円(23.2%減)、純利益は同240億円減の190億円(55.8%減)。修正の理由は、世界経済の減速とそれに伴うコンシューマー市況の悪化、および急激な円高の進行。
■ URL
オリンパス
http://www.olympus.co.jp/jp/
決算短信
http://www.olympus.co.jp/jp/corc/ir/brief/2009/
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( 本誌:武石 修 )
2008/11/06 19:33
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