富士フイルムホールディングス株式会社は4日、2008年度中間期の連結業績を発表した。売上高は1兆3,384億8,600万円(前年同期比4.9%減)、営業利益は812億7,300万円(同25.2%減)、純利益は453億8,200万円(29.8%減)。
対米ドルを中心に円高となったことや、カラーフィルムなどイメージングソリューション部門の売上減により減収となった。一方減益の主な要因は、円高の影響、原材料価格の高騰、減価償却方法の変更など。
そのうちイメージングソリューション部門では、59億円の営業損失が生じた。営業損失の主な要因として、銀価格の高止まり、為替円高影響、デジタルカメラの価格下落を挙げている。売上高は前年同期比20.8%減の2,311億円
電子映像サブセグメントの売上高は、前年同期比22%減の671億円。
フラットパネルディスプレイ材料などを扱うインフォメーションソリューション部門が28.5%の減益、カラーコピー機などのドキュメントソリューション部門が21.3%の増益となっている。
通期の業績予想に変更はない。売上高は2兆8,500億円(前期比0.1%増)、営業利益は1,600億円(同22.8%減)、純利益は1,630億円(同18.2%減)を見込む。
■ URL
富士フイルム
http://www.fujifilm.co.jp/
ニュースリリース
http://www.fujifilmholdings.com/ja/investors/pdf/financialresults/ff_fr_2008q2_allj.pdf
( 本誌:折本 幸治 )
2008/11/04 19:13
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