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フラッグシップストロボを発表したニッシン


会期:2008年9月23日~9月28日
会場:ドイツ・ケルンメッセ


 フォトキナ2008に出展したニッシンジャパンは、クリップオンストロボのフラッグシップモデル「Di866」を発表した。国内では2009年に発売する。価格は未定。


Di866。GN60のフラッグシップ 背面にはカラー表示の情報パネルを装備

 「Di622」、「Di28」、「Di466」に続く新製品で、シリーズ最大のガイドナンバー60(ISO100)を実現。電源は単3電池4本。今回もキヤノンE-TTL対応版とニコンi-TTL対応版をリリースする。

 シリーズの集大成ともいえる機能を誇り、Di466の「バッテリーマガジン」や「マイTTL設定」などを装備。従来機と同様、ファームウェア更新用のUSB端子も備える。さらにワイヤレススレーブ機能、シンクロ端子を搭載している。

 大川將夫代表取締役が「民生用のクリップオンストロボで初めてなのでは」と語るのが、カラーの背面表示パネル。調光補正値、発光モード、焦点距離表記などをグラフィカルに表示する。Di866を横にすると、表示も90度回転する。


本体を横にすると情報パネルも90度回転する GN12のサブ発光を装備

上段左からシンクロ端子、USB端子。下段は電源端子 Di466譲りのバッテリーマガジンを採用

上90度、左90度、右180度のバウンス発光にも対応する ワイドパネルやホワイトカラーパネルも装備

 ちなみにDi866は、シリーズで初めて手動での焦点距離設定が可能になっている。24~105mm相当の画角に対応する。

 さらに、バウンス可能な発光部の下には、サブ発光部を搭載した。メッツの「58 AF-1 DIGITAL」と同様のコンセプトで、バウンス時のキャッチライトなどの用途が考えられる。サブ発光部のガイドナンバーは12(ISO100)。


左からパワーパックプロ400、ナショナルPE-480SG
 また、プロ向け機材ブランドの「ストロボ工房」では、ナショナルのグリップストロボ「PE-480SG/PE-5651N」専用の外部電源「パワーパックプロ400」を発表した。11月中旬に発売する。本体、コード1本の加工費、専用電池パック、充電器、放電器を含む基本セットは4万5,600円。

 既存の「パワーパックプロ300」を400Vに対応させ、業務用途でシェアの高いPE-480SGなどで使用可能にした製品。生産中止となった積層電池に代わりニッケル水素電池を採用する。

 電源コード2本出しといった特徴は既存モデルから継承。フル発光時のチャージスピードは約1.8秒(PE-480SG)、約2秒(PE-5651N)。

 なおニッシンジャパンは、これまで国内で出荷していたパワーパックプロの海外向け出荷を開始する。ただし、量産に向けた改良を行なってから出荷を始めるという。




URL
  フォトキナ2008
  http://www.photokina-cologne.com/
  ニッシンジャパン
  http://www.nissin-japan.com/
  製品情報(パワーパックプロ400)
  http://nissin-japan.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/pe-480sgpe-56-1.html


( 本誌:折本 幸治 )
2008/09/28 16:21
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