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カールツァイスはEFマウントレンズを出品


会期:2008年9月23日~9月28日
会場:ドイツ・ケルンメッセ


ライカとは隣同士だったカールツァイスブース
 カールツァイスはフォトキナ2008において、15日に発表したキヤノンEFマウント用「ZE」レンズを出品。また、超広角レンズの「ディスタゴンT* 2.8/21」などの新製品も出品した。

 ZEレンズは、ニコンFマウント用の「ZF」、M42マウント用の「ZS」ペンタックスKマウント用の「ZK」に続くもの。EFマウントへの対応とあって、新たに電子接点を搭載。AEやE-TTL調光に対応する。フォーカスはマニュアル。フォーカスエイドは使用可能。

 展示してあったのは、「Planar T* 1.4/50 ZE」と「Planar T* 1.4/85 ZE」。どちらもトルクを感じるフォーカスリングの操作感や、金属筐体の重厚さは、従来の別マウント用と同一だ。ただし初めて絞りリングがなくなった。



Planar T* 1.4/50 ZE

上面。被写界深度スケールを備える Planar T* 1.4/85 ZEのカットモデル

Planar T* 1.4/85 ZE

EOS 5Dに取り付けたところ


 ずっしりとした重さも他マウント用と同等。重量は50mm F1.4が350g、85mm F1.4は600g。展示品はいずれも、生産国を表す「MADE IN JAPAN」の表記が見られた。

 また、19日に発表した「ディスタゴンT* 2.8/21」も展示してあった。フルサイズの対応する超広角マニュアルレンズで、ZF、ZK、ZEの各マウント用を用意する。

 発表済みの「ディスタゴンT* 3.5/18」の全長を拡張したようなスタイリングで、巨大な最前面のレンズは超広角レンズとして同様だ。

 そのほか、9月19日発表の「テレテッサーT* 4/85」も出品。ライカMマウント互換のZMマウントを採用。開放F値はF4。絞りリングはレンズの前面に備える。


正面 EOS 40Dに装着

ディスタゴンT* 2.8/21 テレテッサーT* 4/85


鏡胴先端に絞りリングを装備
 ブースでは最新レンズを含むツァイスレンズを多く集め、ボディとセットで試用できた。また、ブース中央には巨大なマクロプラナーT* 100mm  F2を模したコーナーを設けている。硝材からレンズ組み立てまでを実物大のサンプルを元に丁寧に解説したもので、興味深い内容となっている。


巨大なマクロプラナーT* 100mm F2が出現 内部は同名レンズが硝材から組み立てられる


URL
  フォトキナ2008
  http://www.photokina-cologne.com/
  カールツァイス
  http://www.zeiss.co.jp/

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( 本誌:折本 幸治 )
2008/09/26 12:47
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