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CIPA、デジカメの図記号ガイドラインを制定


 カメラ映像機器工業会(CIPA)は27日、「デジタルカメラの図記号に関するガイドライン」を「CIPA DCG-003-2008」として制定した。同会Webサイトで日本語と中国語の規格書を公開している。

 同会の前身である日本写真機工業会が1997年に制定した「カメラのグラフィカルシンボル」と、1999年に制定した「デジタルカメラ・グラフィカルシンボル」の2つの規格を、技術進展や実態に即して見直し、まとめたもの。両規格から30の図記号が選ばれ、制定された。デジタルカメラの操作部、指標、選択モード、接続部、表示画面の図記号に適用される。


制定された図記号(「デジタルカメラの図記号に関するガイドライン」より)

 「一コマ消去」、「一コマ撮り」の名称をデジタルカメラにあわせて「一枚消去」、「一枚撮り」とし、「テレ(望遠)」、「ワイド(広角)」の意味説明の冒頭に「撮影レンズの~」を付加するなど、約20点の変更が加えられたほか、「露出補正」、「オープニング/クロージング」、「一枚撮り/連写/多重露出」の記号は図柄が補正された。

 このほか今回は盛り込まれなかった記号として、「カード」、「カード無し警告」、「記録画素数」、「逆光露出補正」、「バッテリーチェック」、「円筒形電池系」、「ボタン形電池」、「リチウムパック電池系」が検討されている。



URL
  CIPA
  http://www.cipa.jp/
  デジタルカメラの図記号に関するガイドライン(PDF)
  http://www.cipa.jp/hyoujunka/kikaku/cipa_guideline.html


( 本誌:田中 真一郎 )
2008/05/28 17:19
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