松下電器、デジカメなど好調で過去最高の利益

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松下電器、デジカメなど好調で過去最高の利益

　松下電器産業株式会社は28日、2007年度連結決算(2007年4月1日～2008年3月31日)を発表した。

　これによると、売上高は9兆689億2,800万円(前年同期比0.4%減、以下カッコ内は同じ)、営業利益は5,194億8,100万円(13%増)、純利益は2,818億7,700万円(29.8%増)。

　すべての部門で増収となったが、日本ビクターグループが連結子会社をはずれてその売上高が含まれなくなったため、売上高が微減となった。純利益は過去最高を記録した。

　分野別では、AVCネットワークの売上高が4兆18億円(6%増)。うち、薄型TVやデジタルカメラが好調だった映像・音響機器部門の売上高が1兆7,992億円(8%増)、カーエレクトロニクス機器や移動体通信が堅調だった情報・通信機器部門が2兆2,026億円(5%増)。デジタルカメラの売上高は2,434億円(21%増)だった。

　このほか、白物家電が好調だったアプライアンス分野は1兆2,830億円(6%増)、デバイス分野は1兆1,503億円(2%増)、電工・パナホーム分野は1兆7,307億円(2%増)、日本ビクターは1,805億円、その他分野は7,226億円(8%増)となった。

　2008年度は売上高9兆2,000億円(1%増)、営業利益5,600億円(8%増)、純利益3,100億円(10%増)を見込む。なお10月1日付で社名をパナソニック株式会社に変更する。

■ ＵＲＬ
　松下電器産業
　 http://panasonic.co.jp/
　 2007年度決算概要
　 http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080428-6/jn080428-6.html?ref=news

（本誌：田中真一郎）
2008/04/28 19:09

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