【PIE2008】会場で見つけた気になるモノ(その2)

　エツミブースでは、1月に発売したデジタル一眼レフカメラ用のローパスフィルタークリーナー「ローパスフィルタークリーニングダブル」などの新製品を展示。ローパスフィルタークリーニングダブルは、粘着式のチップが付いたスティックで、ローパスフィルターにタッチし、ゴミを吸着させて除去するもの。価格は5,700円。

　面積の広いスクエアチップスティックとローパスフィルターの角部分などに使用するためのスポットチップスティックの2種類がセットになっている。クリーニング後は、付属のクリーニングマットにチップを押しつけてゴミを移動させる。チップとクリーニングマットはともに水洗いすることで粘着力が回復するという。


スポットチップスティック(左)とラージチップスティック	ケースフタの内側にクリーニングマットを備える

ARハードコートタイプフィルム

　また、松下電工製の「ファインティアラ」を使用したARハードコートタイプの液晶保護フィルムも発表。4月の発売を予定している。ファインティアラは、超低屈折率の反射防止材料などを採用することで、低反射と硬度を実現したというフィルム。反射率は0.5%以下という。指紋汚れなどの拭き取りも容易としている。

　オリンパスE-3用(2,100円)、キヤノンEOS Kiss X2用(1,260円)、ニコンD3用(2,205円)、同D300用(2,100円)、ペンタックスK20D用(2,100円)と2.5型用(945円)、2.7型用(1,050円)、3型用(1,155円)の汎用タイプを用意する。

ワイドストランド27

　手編みをイメージしたというネックストラップ「ワイドストランド27」も5月上旬に発売する価格は2,520円。カラーはブラック、シルバーゴールド、ブロンズ、パールホワイト、パールピンクを用意する。

　また、クリップオンストロボ用のディフューザー「ストロボディフューザー」を4月上旬に1,890円で発売する。キヤノン用は540EZ/550EX/380EX/420EX/430EX/550EX/580EXに、ニコン用はSB-24/25/26/28DX/600/800に、サンパック用はPZ5000用にそれぞれ対応する。発光部に被せることで、光を拡散する効果があるという。


機種別にラインナップを揃える	本体は乳白色の樹脂製

　「パステルメモリカードケース」も4月に発売する新製品。価格は800円。CF用、SDメモリーカード用、メモリースティックデュオ用、xDピクチャーカード用を用意する。記録メディアごとに色が異なっており、見分けが簡単という。


パステルメモリカードケース	フタを開けたところ

■ がんば・らんど企画

ガンバランドI 。ショートタイプ(左)とロングタイプ

　がんば・らんど企画は、LED照明付きのフレネルレンズ式ルーペ「ガンバライト」シリーズ(発売済み)を出品。価格はオープンプライス。「ガンバライトI」はカメラのホットシューに取りつけることで、液晶モニターや表示パネルを3.5倍に拡大できるルーペ。レンズサイズは70.5×48mm。フレキシブルネックで位置を自在に調整できる。ネック部分の短いショートタイプが店頭予想価格2,680円前後、ネック部分が長いロングタイプが同2,980円前後。ホットシュー取りつけ部はクリップになっており、帽子のつばに取りつけての使用もできる。

　また、レンズ面積が大きい「ガンバライトII」も用意。価格は2,980円。レンズサイズは115×66mmで、倍率は2倍。LEDライトを2灯備える。ネック部分は付属しないが、別売の「ホールドクリップ」を使用すれば、ホットシューや卓上三脚に取りつけることができる。


LED照明を備える	こちらは大型のガンバライトII

■ ハクバ

メモリカードの種別ごとに、各色を揃える

　ハクバは「ニュークリアメディアケース」を展示。SDメモリーカード用、メモリースティックデュオ用、xDピクチャーカード用を用意する。発売は5月の予定。価格はいずれも714円。開閉はスライド式。内部が透けて見えるため確認が容易。

■ フォックスファイヤー

　フォックスファイヤーでは超望遠レンズ用となる「フォトレックレインカバー300」(8,295円)と「同600」(9,345円)を3月に発売した。

　従来の「フォトレックレインカバー」は300mm F4クラスまでだったが、フォトレックレインカバー300は300mm F2.8と400mm F2.8に対応する。素材には防水性を備えながら通気性もあるという素材「エアロポーラスファウルウェザー」を採用。カメラ側には液晶モニター確認用の取り外し可能な窓を備える。レンズ先端側は、ベルクロで閉じることができる


フォトレックレインカバー600	カメラが側には、取り外し可能な透明窓を備える


レンズ側はベルクロで閉じる	収納ポーチが付属する

■ 堀内カラー

左が参考出品の折り畳みタイプ。右は従来モデルのPQ STUDIO

　堀内カラーでは、折り畳み式の小型撮影セットを参考出品していた。従来からの組み立て式撮影セット「PQ STUDIO」の廉価版にあたる製品。6月頃の発売を予定しており、価格は6万円台になる見込み。折り畳み式のフレームの上部に6灯の蛍光灯を備えた傘(付属)を取りつけて使用する。主に企業などでの需要を見込んでいるという。


フレーム蝶番で折りたたむことができる	照明は蛍光灯が6灯

■ ユーエヌ

LEDを8灯備える

　ユーエヌブースではリングライトや、ストラップなどいくつかの新製品を見ることができた。「LEDリングライト」は、照明用LED搭載したマクロ撮影用のライト。対応機種はリコーCaplio GX100。夏頃の発売を目指しており、価格は4万円前後になる見込み。GX100には、フードアダプターを介して取りつける。電源は単3電池×4本。

　「ダイヤストラップ」は4月に発売予定の新製品。たすき掛けタイプと首掛けタイプの2種類を用意する。価格はいずれも4,000円前後の見込み。ダイヤ柄を用いたストラップでしなやかな風合いが特徴。首掛けタイプは裏面が滑り止めになっており、たすき掛けタイプは表裏とも同じ素材。


たすき掛けタイプ(レッド)	首掛けタイプの裏面は滑り止め付き(左)。たすき掛けタイプは両面同一素材(右)

　クリップ付きのブロアー「ホールディングブロアー」は4月の発売予定。価格はオープンプライスで店頭予想価格は1,480円前後の見込み。クリップにより手の甲で支えることができるため手を離しても、ブロアー本体が落下しない。


手の甲で支えられるクリップ付き	手を開いても落ちない

ひも付きで、首に掛けられる

　液晶モニター用のルーペ「モニタリングPro」(発売済み)も展示。3型液晶に対応した遮光フード付きのルーペで、液晶モニターの画像を3倍に拡大して見ることができる。日差しが強い場所での画像確認にも適するとしている。

■ ＵＲＬ
　フォトイメージングエキスポ2008関連記事リンク集
　 http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2008/03/20/8169.html
　エツミ
　 http://www.etsumi.co.jp/
　がんば・らんど企画
　 http://www.popya.net/
　ハクバ
　 http://www.hakubaphoto.co.jp/
　フォックスファイヤー
　 http://www.foxfire.jp/
　堀内カラー
　 http://www.horiuchi-color.co.jp/
　ユーエヌ
　 http://www.un-ltd.co.jp/

（本誌：武石修）
2008/03/21 21:45

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