会場:東京ビッグサイト
会期:2008年3月19日~22日
ベルボンブースには、ユニークな水準器「アクションレベル」が展示してあった。LEDで水平を表示する仕組みで、4月に発売予定。価格は未定。「4,000円くらい」とのこと。
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開場前のベルボンブース
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LED水準器「アクションレベル」
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これまでにもアクセサリーシューに取り付ける水準器はあったが、多くは封入した液体内の気泡の位置で、水平や垂直を判断するものだった。
ベルボンが出品したのは、6個のLEDで水平を知らせるもの。LEDは自照するため、夜間でも視認できる。夜景撮影などで役立ちそうだ。電源として、ボタン電池のCR1220を2個使用する。
対応するのは水平方向のみで、垂直は検出しない。ただし、縦位置での使用は可能。また、水準器の精度や、LEDの明るさを設定する機能もあるという。省電力モードも備えている。本体サイズは32×25×17mm(幅×奥行き×高さ)。
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水平の場合、中央で緑色のLEDが点灯。傾けると赤色のLEDが傾いた方向に点く
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横から見たところ。従来の一般的な水準器より小さい
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開発したのは韓国のSeculine。ベルボンが輸入・国内販売を行なう。Seculineとベルボンの関係は、一眼レフカメラのファインダー内を液晶モニターへリアルタイムに映し出す「ZIGView」に続くものとなる。ベルボンではアクションレベルを「デジタル水準器」と称している。
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ニコンの10ピン端子対応版「Twin1 R3-TRN」。このほかにキヤノン用やソニー用も
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同じくSeculineの製品としては、デジタル一眼レフカメラ向けの赤外線リモコンとレシーバーのセット「TWIN1 R3」シリーズを出品していた。すでに海外で発売済み。国内では4月に発売する予定で、価格は8,000円前後の見込み。ブースにはキヤノン用、ソニー用、ニコン用が展示してあった。
例えばニコン用の「TWIN1 RC-TRN」なら、レシーバーをカメラボディの10ピン端子に装着。最長100m離れた状態でレリーズできるという。電源は単5タイプの23A電池。
赤外線リモコンに本体のみで対応する機種向けに、リモコンのみのパッケージも用意する。価格は4,000円前後の見込み。
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パッケージ
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リモコンのみのパッケージも用意
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また、望遠レンズサポートアイテム「SPT-1」も参考出品している。発売時期、価格は未定。
マンフロットの「293」などと異なり、レンズの三脚座を利用するのが特徴。雲台の上に三脚座を取り付け、カメラボディ側は三脚ネジ穴で留めたポールで支える仕組み。ポールは上下に調節できる。
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SPT-1を使用している状態
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カメラボディは三脚穴で支える
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後ろから見たところ。右のつまみはポールの上下調節に使う
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雲台のほぼ真上に三脚座がくる
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■ URL
ベルボン
http://www.velbon.com/jp/
PIE2008
http://www.photoimagingexpo.jp/
( 本誌:折本 幸治 )
2008/03/20 19:13
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