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デジカメ市場は銀塩カメラ最盛期の2倍に

~GfK Japan調査より

 GfKマーケティングサービスジャパン(GfK Japan)は7日、2007年12月期の国内デジタルカメラ市場調査を発表した。データは、家電量販店とカメラ専門店での店頭販売を合算したもの。


グラフはGfK Japanによる(以下同)

 調査によると、2007年12月期のデジタルカメラ販売は約97万台。10月に前年割れとなったものの、12月の年末商戦でプラスに転じている。2007年通年では、前年比114%で、2006年に引き続き前年越えとなった。デジタルカメラで初めて1,000万台を突破し、銀塩カメラ最盛期の536万台(1990年)の倍の市場になったとしている。



 2007年12月期の台数構成比は、デジタル一眼レフカメラ12%に対し、コンパクトデジタルカメラ88%。2007年下半期のデジタル一眼レフカメラ購入者のうち、6割が一眼レフカメラからの買い換えだったという。また、通年では、コンパクトデジタルカメラが前年比112%、デジタル一眼レフカメラが同146%。同社は、「未だデジタル一眼レフは成長市場」と分析している。



 なお、顔検出機能搭載モデルは、2007年4月から構成比を伸ばし2007年12月には、7割以上が顔検出機能搭載モデルとなっている。



 2007年10月~12月のマンスリー消費者調査によると、購入理由として「手ブレ補正」を約半数の消費者が重視している。また、顔検出機能も男女トータルで7位に入っている。男女別では、女性の方が購入時に重視するポイントが多い一方、男性では、記録メディアや広角レンズなど、実用性や技術面を重視する傾向があるという。



URL
  GfKマーケティングサービスジャパン
  http://www.gfkjpn.co.jp/
  2007年12月期デジタルスチルカメラ市場現況(PDF)
  http://www.gfkjpn.co.jp/report/documents/ProFiMonthlyMarketComment_0712DSC.pdf


( 本誌:武石 修 )
2008/02/07 20:33
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