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【PMA08】光学20倍ズーム搭載モデルなどを展示したオリンパスブース

~14-35mm F2の動作品も

オリンパスブース
 デジタル一眼レフカメラ「E-3」を初め「E-510」、「E-410」などEシステムの展示を充実させたオリンパス。一方、さまざまな仕掛けを用意するなど、コンパクトデジタルカメラの展示にも力を入れていた。

 同ブースでは、国内未発表のコンパクトデジタルカメラを展示していた。特に、光学20倍ズームを搭載した「SP-570UZ」と、高さ2mからの落下に耐えられる「Stylus 1030SW」は、ハイスペックデジタルカメラとして要注目の製品だ。なお、これらのコンパクトデジタルカメラは国内での発売は現時点で未定という。


SP-570UZ
 SP-570UZは、35mm判換算で広角26mmからの光学20倍ズームを搭載する高倍率モデル。望遠端の焦点距離は520mm相当。CCDシフト式手ブレ補正を搭載する。米国では499ドルで3月上旬に発売する。国内で発売した「CAMEDIA SP-560UZ」の上位モデルと見られる。

 画素数は、SP-560UZの有効800万画素から1,000万画素になった。液晶モニターはSP-560UZの2.5型から2.7型になった。300万画素相当で13.5枚/秒の高速連写機能も備えるという。

 外観で特徴的なのが、カメラ右肩の操作部分。モードダイヤルやコマンドダイヤルの形状などが、同社製デジタル一眼レフカメラの「E-410」や「E-510」に似ている。さらに、デジタル一眼レフカメラで採用しているユーザーインターフェース「スーパーコンパネ」を採用しており、表示画面からダイレクトにパラメーターを変更できる。


【お詫びと訂正】記事初出時、SP-570UZの写真のキャプションがSP-550UZと記述されておりました。お詫びして訂正させていただきます。


ズームリングは、フォーカスリングに切り替えることも可能 2.7型のハイパークリスタル液晶を搭載

右肩の操作部はE-510などを思わせる

スーパーコンパネ。E-510などと違い、表示は1通りのみ SP-560(右)との比較

背面。SP-560UZの液晶モニターは2.5型 右肩部分の比較。大幅に変更している

 Stylus 1030SWは、水深10mの防水、防塵、100kgの耐荷重、ー10度までの耐寒性などが特徴。国内で発売した「μ795SW」の上位モデルと見られる。米国では399.99ドルで3月に発売する。


Stylus 1030SW 背面

 対落下衝撃が、μ795SWでは1.5mだったがStylus 1030SWでは2mに向上している。画素数はμ795SWの有効710万画素から有効1,010万画素になった。レンズは35mm判換算で広角28mmからの光学3.6倍ズームを搭載する。μ795SWは広角35mmからの光学3倍ズームだった。液晶モニターは、2.7型のハイパークリスタル液晶IIを搭載。高感度による手ブレ補正機構や、顔検出機能フェイス&バック機能も搭載する。


 「Stylus 1010」は、有効1,010万画素CCD、光学7倍ズームレンズ、CCDシフト式手ブレ補正などを搭載するスタイリッシュモデル。米国では3月に299ドルで発売する。国内で発売した「μ1020」の姉妹モデルと見られる。


Stylus 1010 背面

μ1020との主な違いは液晶モニター。μ1020がハイパークリスタル液晶IIを搭載するのに対して、Stylus 1020はハイパークリスタル液晶となっている。液晶モニターのサイズは2.7型で共通。CCDシフト式手ブレ補正機構やフェイス&バック機能も搭載する。


「FE-340」も国内未発表のモデル。有効800万画素CCD。35mm判換算36~180mmの光学5倍ズームを搭載する。米国では1月に199.99ドルで発売した。液晶モニターは2.7型。高ISO感度と電子式の手ブレ補正機能を備える。顔検出機能も搭載する。


FE-340 背面

 ブースでは、さまざまなデモを行なってカメラをアピールしていた。


μSWシリーズの耐衝撃性と防水機能のデモ。「μ850SW」をパネルの上から落とす すると、棒にぶつかりながら落下する

最後に、水没する 引き上げてみると、問題なく動作する

ー10度の耐寒性を示すために、氷柱に閉じこめたμ850SWも展示

ZUIKO DIGITAL 14-35mm F2

 国内では、春に発売を予定している「ZUIKO DIGITAL 14-35mm F2」を、PMAのプレイベントDigital Focusに続いてブースで展示。試作品のため自由に操作することはできないもの、実際に動作するモデルが出品されたのは初めてとなる。全域で開放F2とあって、ずっしりと重さを感じるが、バッテリーグリップ付きのE-3に装着するとバランスがいい。


ZUIKO DIGITAL 14-35mm F2

バッテリーグリップ付きのE-3に装着したところ

ハンズオンコーナーのE-3 カウンターにはE-510(前)とE-410(後)も並んだ

ハンズオンコーナーではE-3の人気が高い ライブビュー画面を、PCに映すデモも行なっていた

防塵のE-3とレンズをアピールするため、砂を掛けるデモも 望遠レンズの体験コーナーも設置

米で著名な写真家を招いてセミナーも行なっており、多くの来場者が足を止めていた


URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/jp/


( 本誌:武石 修 )
2008/02/02 21:17
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