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【PMA08】富士フイルムが国内未発表の高倍率ズーム機を出品
国内未発表のFinePix S1000fd
会場:米国ラスベガスコンベンションセンター
会期:2008年1月31日~2月2日(現地時間)
会場入り口のすぐ左横という定位置にブースを構えた富士フイルム。デジタルカメラ「FinePix」シリーズでは顔検出機能のFace Detectionを中心に訴求し、国内未発表モデルを含む新機種を展示した。
国内未発表モデルとしては、海外で24日発表のFinePix S1000fdを出品。12倍ズームレンズ搭載機では世界最小という高倍率ズーム機で、撮像素子は1/2.3型有効1,000万画素。2.7型23万ドットの液晶モニターや、0.22型のEVFを備える。SD/xD共用カードスロットを搭載している。
レンズは35mm判換算で33~396mm相当、F2.8~5.6。画素混合でISO3200での撮影に対応する。
外観は10.7倍ズームの「FinePix S9000」を一回り小型にした印象。本体サイズは102.5×67.8×73mm(幅×奥行き×高さ)、重量は325g。
モードダイヤルにパノラマモードを装備
1月31日のレポートでお伝えした「FinePix Z20fd」も国内未発表の製品。国内で既発売の「FinePix Z10fd」との違いは、CCDが有効720万画素から同1,000万画素になったことと、動画記録形式にMPEG-4を採用すること。Face Detectionには自動赤目補正機能が加わっている。
レンズは35~105mm相当、F3.7~4.2。SD/xD共用スロットや、2.5型15万ドットの液晶モニターを備える。赤外線通信機能のIrSimpleにも対応する。米国での発売は3月。
FinePix Z20fd。本体色は「WASABI Green」
背面。Z10fdと共通のデザインだ
国内未発表の赤外線撮影対応モデル「FinePix IS-1」も人気を集めていた。ストロボ部の色がコーポレートカラーのグリーンになっているのが特徴。
そのほかデジタルカメラコーナーでは、「FinePix S8100fd」、「FinePix F100fd」、「FinePix J50」などを出品していた。
FinePix IS-1。ペンタ部がグリーンになっている。IRフィルターを装着していた
2型23万ドットのバリアングル液晶モニターを装備
背面操作部
側面左手側にはAFモード切り替えレバーなどを備える
FinePix F100fd。上面が軽く凹側にカーブしている
ダイナミックレンジ400%モードを搭載
米国でもFinePix 10周年を告知していた
【お詫びと訂正】記事初出時、FinePix IS-1を同S100FSと誤って記述しておりました。お詫びして訂正させていただきます。
なお、PMA08で富士フイルムは、レンジファインダー式の6×7判フォールディングカメラを参考出品した。
蛇腹式の80mm F3.5レンズを装備するタイプで、電子シャッターによる絞り優先AEが利用可能だ。プロトタイプという位置づけとなり、発売時期は未定。
フォルーディングカメラのプロトタイプ
こちらはブラックモデル。蛇腹を閉じたところ
背面
最高シャッター速度は1/500秒。型番はまだない
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URL
富士フイルム
http://www.fujifilm.co.jp/
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( 本誌:折本 幸治 )
2008/02/02 20:13
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