米Sony Electronicsは30日(現地時間)、デジタル一眼レフカメラ「α350」(DSLR-A350)、「α300」(DSLR-A300)を発表した。そのうちα350を31日開幕のイベント「PMA08」のマスコミ向けプレイベント「Sneak Peek」に展示した。
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α350
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開幕前日のPMA08に掲出されたα350のポスター
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ライブビュー中のα350
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α300
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α350は、独自の「Quick AF Live View」を搭載。撮像素子のほかにライブビュー専用のセンサーを備える「Two Sensor」が特徴。ライブビュー専用センサーをファインダー近辺に装備し、ライブビュー時にペンタミラーをわずかに動かすことで、レンズからの光をライブビュー専用センサーに導く。位相差AFセンサーを使用するので、通常のAFと遜色ないAF速度が得られるという。
価格は、ボディのみが800ドル前後、DT 18-70mm F3.5-5.6とのセットが900ドル前後。米国での発売時期は3月を予定。
液晶モニターは2.7型で上下方向に可動。APS-Cサイズ相当のCCDを搭載し、画素数は1,420万画素。ボディ内手ブレ補正機構「Super StueadyShot」も備える。補正効果は2.5~3.5段分。
ISO3200での撮影に対応。撮影時にはα700と同じく、Dレンジオプティマイザーが利用できる。連写速度は2.5枚/秒。インフォリチウムバッテリーを採用し、撮影可能枚数は、光学ファインダーで730枚、ライブビューで410枚。記録媒体はCF。
α300は、1,020万画素、連写速度3枚/秒のモデル。価格は、DT 18-70mm F3.5-5.6とのセットで800ドル前後。米国での発売時期は4月。
α350と同じくQuick AF Live Viewが利用でき、上下可動式の液晶モニターも共通。α350と共用のバッテリーグリップ「VG-B30AM」を用意する。
また、交換レンズついても発売を発表している。「70-300mm F4.5-5.6 G SSM」、「Vario-sonnar 24-70mm F2.8 ZA」の2本。
いずれも詳細は、PMA08の開幕後にレポートする。
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70-300mm F4.5-5.6 G SSM
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Vario-sonnar 24-70mm F2.8 ZA
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■ URL
ソニー
http://www.sony.co.jp/
ニュースリリース
http://news.sel.sony.com/en/press_room/consumer/digital_imaging/digital_cameras/dslr/release/33146.html
( 本誌:折本 幸治 )
2008/01/31 09:25
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