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「キヤノンエンジョイフォトパーク in 品川」が開幕


キヤノンSタワー内にある「キヤノンエンジョイフォトパーク」会場の一部
 キヤノンが主催するイベント「キヤノンエンジョイフォトパーク in 品川」が、11月30日から開幕した。オープニングセレモニーには、初日にトークライブを行なう演奏家の東儀秀樹氏や、トータルナビゲーターのロバート・ハリス氏が来場。写真への想いを語った。

 同イベントは、「見る・楽しむ・体感する。写真で広がるエンターテイメントイベント」と銘打ったもので、東京品川のキヤノンSタワーおよび品川インターシティホールで12月22日まで開催する。

 スペシャルイベントとして「東儀秀樹氏トークライブ」、「J-WAVE LOHAS SUNDAY公開収録スペシャル」、「藤原美智子ビューティフォトライフ」、「野呂一生&則竹裕之 スペシャルライブ」などを行なうほか、コンパクトデジタルカメラ、インクジェット複合機、コンパクトフォトプリンタの体験イベントなどを実施。スケジュールは公式ページを参照されたい。なおスペシャルイベントへの参加は事前登録制で、申込はすべて終了している。

 オープニングセレモニーの冒頭、キヤノンマーケティングジャパンのカスタマーコミュニケーション本部長、阪田斉弘氏がイベントの趣旨と狙いを語った。

 阪田氏は写真事業について、「キヤノングループは70年の歴史において、写真の楽しさを伝えてきた。例えば、50年以上続くキヤノンフォトサークルをはじめ、EOS学園、ギャラリーでの写真展、撮影会、イベント、セミナーなどを展開している。この会場(キヤノンSタワー)では、昨日までキヤノンフォトフェスティバルを行なっていた」と説明。こうした取り組みは、写真が好きで趣味として写真に打ち込む層を狙ったものという。

 しかし今回のエンジョイフォトパークは趣旨を変えて、普通の人をターゲットとしている。「一般の人に写真を楽しんでいただける状況になっている。裾野を広げる展開を行ないたい」という。イベントタイトルの「エンジョイフォトは、2006年から打ち出しているコンセプトワードでもある。「難しいことではなく、生活の中で写真を素直に日常的に楽しむコンセプト。全く新しい試みだが、この言葉をSタワーを中心に発信し、展開していきたい」と抱負を述べた。


カスタマーコミュニケーション本部長の阪田斉弘氏
ロバート・ハリス氏。スペシャルイベントで司会を務める

 セレモニーには、各スペシャルイベントでMCを務めるロバート・ハリス氏も登壇。長期にわたる海外生活のうち、同氏はオーストラリアで3年間、写真画廊を経営していたという。「その間、素晴らしい写真を見た。さまざまなクリエイターと知り合ったが、クリエイターの中で良識あるのは写真家ではないか」と語り、会場の笑いを誘った。現在、紀行ものの取材では写真家HABU氏が同行するという。ただし、HABU氏とロバート氏では趣向が異なることから、「どうも目線が違う。次の旅は自分で写真を撮る一人旅にしたい」との思いを吐露。「このイベントを通して、写真の勉強をさせていただこうかな」と結んだ。

 イベント初日の19時からは、東儀秀樹氏のトークライブが行なわれる。トークライブに先立ち、オープニングイベントに駆けつけた東儀氏は、ロバート氏のMCのもと、写真やカメラとの関わりを語った。

 東儀氏が写真に興味を持ったのは小学生の頃。機械が好きなことからカメラに興味を持ち、仕組みを知りたくて熱中したという。現在は「カメラは撮る道具、集めてもしょうがない。作品を作るその中継地点にカメラがある」と達観しながらも「でも機械が好きで、色んなものを試したくて。振り返るとコレクターのようになっていた。20数台はある」と、カメラマニアの一面をのぞかせながら苦笑した。


自身のカメラ遍歴を語る東儀秀樹氏
最後に最新アルバムのタイトル曲「Out of Border」を演奏

 キヤノンのカメラとの出会いは、小学校の頃のハーフカメラという。「レンズの周りにキラキラした露出計があって、遠足に持って行き自慢した」。キヤノンデミと思われるそのカメラは、その遠足でなくしたそうだ。中学校ではキヤノネット。その後、一眼レフカメラのAE-1を購入するも、友人のA-1がうらやましくて自身も購入したという。その後「カメラロボット」というA-1のキャッチコピーに嫌気がさしたという理由をつけて、フラッグシップのF-1に進んだ。

 デジタルへは簡単に移行したという。現在使用しているのはキヤノンのEOS 20D。EOS 40Dを「めちゃめちゃ欲しい」と評しつつ、「やっぱりEOS 5Dも欲しい」と、デジタル一眼レフカメラがお気に入りのようだ。

 体験イベントのコーナーでは、PIXUS MP610やSELPHY ES2といった新製品を試すことができる。単にプリントするだけでなく、説明に従って、年賀状やフレーム入りポストカードなどのバリエーションプリントを作る趣向もある。

 また会場では、一般から公募した「わたしの撮ッテオキ! 写真展」のも実施している。従来はキヤノンフォトフェスティバル(今年は28日に終了)での展示だったが、今回はエンジョイフォトパークでの披露となっている。


会場の各所に体験コーナーがある。写真はPIXUS MP610
被写体として、巨大なクリスマスツリーが飾られていた

こちらも被写体として設けたもの。撮影後、プリントを体験できる
会場内で「わたしの撮ッテオキ! 写真展」も開催中


URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  キヤノンエンジョイフォトパーク in 品川
  http://cweb.canon.jp/enjoyphotopark2007/

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キヤノン、撮影など体験できる「エンジョイフォトパークin品川」(2007/10/30)


( 本誌:折本 幸治 )
2007/11/30 18:52
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