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キヤノンMJ、第1~第3四半期累計業績は増収増益


 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(キヤノンMJ)は22日、2007年度第1~第3四半期累計(2007年1月1日~9月30日)の連結決算を発表した。売上高は6,407億8,300万円(前年同期比4%増、以下カッコ内は同じ)、営業利益は240億3,400万円(4.3%増)、純利益は135億3,700万円(4.4%増)。

 このうち、デジタルカメラや家庭用プリンタを含むコンスーマ機器事業の売上高は1,916億200万円(6.7%増)。EOS Kiss Digital Xが単独機種シェア1位を維持するなどデジタル一眼レフが引き続き好調なほか、インクジェットプリンタが国内市場の成熟にも関わらず、PIXUS MP600の好調により成長した。コンパクトデジタルカメラも累計シェアトップを維持しているとしている。デジタルビデオカメラは前年比減となった。

 このほか、ビジネスソリューション部門の売上高が3,736億6,100万円(4.6%増)。カラーオフィス複合機、大判プリンタともに堅調に推移しているものの、価格競争が激しく、微増となっている。また、金融分野のITソリューションや携帯電話、車載機器の組込みソフトなど好調だった。産業機器事業は、半導体露光装置や放送用TVレンズが増加したものの、医療機器や液晶基板露光装置の現象により、売上高は755億1,900万円(5.1%減)となった。

 2007年度通期の見通しは、売上高9,100億円、営業利益360億円、純利益200億円。デジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラ、家庭向けプリンタ、コンパクトフォトプリンタ、消耗品の増加を見込むほか、ITソリューション分野の拡大を見込む。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  投資家向け情報
  http://cweb.canon.jp/co-profile/ir/index.html#20071022a

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( 本誌:田中 真一郎 )
2007/10/22 19:35
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