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エプソン、写真に関する世代別意識調査
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~女性は自分、団塊世代は作品性を重視
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エプソンは15日、デジタルカメラユーザーの写真に関する調査結果を発表した。調査対象は、デジタルカメラを所有し、5年以内に家庭用カラープリンタを購入したユーザー。調査期間は9月22日~9月24日。
■ 世代毎に異なる「上手に撮れた写真」の認識
20代独身女性、育児中の30代専業主婦、56~63歳の男女の各100人を対象に「上手に撮れた」と感じる写真を調査した。
調査によると、デジタルカメラおよび携帯電話のカメラ機能で撮影した写真のうち、「気に入ったものを数点プリントする」が最も多く79%を占め、「プリントしない」が13.3%、「すべてをプリントする」が7.7%となった。撮影した写真全部を100%とした場合のプリントする割合は「1~20%」が36.7%と最も多く、以下「21~40%」が22.8%、「41~60%」が16.5%、「61~80%」が13.1%、「81~100%」が11%となった。
プリント方法については、自宅プリントが58.9%、店頭プリントが30.2%、ネットプリントが10.1%、そのほかが0.8%。また、プリントしないと回答したユーザーの写真保管方法は、「PCでの保管」が72.5%、次いで「デジタルカメラや携帯電話内に保管」が15%、「CD-Rやメモリカードなどに保管」が7.5%、そのほかが5%。
撮影した写真のうち数点をプリントすると答えたユーザーに対して、「上手に撮れた」と感じる写真を尋ねたところ、世代ごとに異なる結果となった。
上手に撮れた写真が、「思い出に残るシーンがありのままの表情で撮れた写真」と感じているのは、育児中の30代女性が98.8%ともっとも多く、20代独身女性で76.9%、56~63歳男女で75%となっている。また、「写真写りの良い自分の写真」と答えたのは20代独身女性の67.9%を筆頭に、育児中の30代女性が44.6%、56~63歳男女が35.5%と続いた。「自分の感性や表現力が映し出された作品性の高い写真」と回答したのは、56~63歳男女が76.3%でもっともおおく、20代独身女性は62.8%、育児中の30代女性は61.4%となった。
また、プリンタに求める機能についての調査では、20代独身女性は「写真写りを良くするために、肌の色合いや顔の大きさを自動で補正する機能」、育児中の30代女性は「フォトフレームでの装飾、シールやポストカードなどに活用できるインターネットの支援サービス」、56~63歳男女は「高価格であっても、画質や色再現性の高さ」に興味を示す割合がそれぞれ高くなっている。
■ 写真を使って親子コミュニケーション
併せて同社では、0~9歳の子どもを育てている20~34歳の女性200人を対象に、写真に関する意識調査も行なった。
子どもにデジタルカメラなどで撮影をさせた経験については58.8%が経験ありと回答している。また、子どもに初めて撮影させた年齢は2歳未満が49.6%で最も多く、次いで2~3歳が37.6%、4~5歳が10.3%、6~7歳が1.7%、8~9歳が0.9%となった。エプソンでは、「デジタルカメラの普及により、従来被写体だった子どもが、撮影者として写真と関わり始めている」と分析している。
子どもに撮影をさせた経験のある母親からは、「子どもが見ている世界を新発見した」、「子どもの見ている世界が新鮮」など、子どもならではの目線に関する感想が得られたという。同社は、子どもが撮る写真が「子どもの素直な気持ちを垣間見ることができるツール」としての可能性を指摘している。
「昔は写真は“貴重”な存在であったが、“身近”な存在になったと思うか」との質問には、94.5%がそう思うと回答しており、「記念や記録だけでなく日常生活で気になるものは撮影する」というユーザーは90.5%に上った。
写真を切り抜くなどしてアルバムを作るスクラップブッキングに関して、「詳しく知っている」と答えたユーザーが28.5%、「詳しくは知らないが、聞いたことはある」が43.5%、「全く知らない」が28%となった。スクラップブッキングに対する興味では、「興味はあるが、やったことはない」が65.5%を占め、実際にスクラップブッキングの経験があるユーザーは19.5%にとどまった。「興味はあるが、やったことはない」と回答したユーザーのうち、91.6%が「今後、一度は挑戦してみたいと思う」と答えている。なお、写真をカッターやはさみで切って加工することに抵抗を感じないと答えたユーザーは75.5%を占めた。同社はこの理由について、写真のデータ保存が可能になり、プリンタで気軽に何枚もプリントできる環境が整った点を挙げている。
■ URL
エプソン
http://www.epson.jp/
( 本誌:武石 修 )
2007/10/15 15:27
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