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タムロン、2007年度中間半期は増収増益

~通期予想を上方修正

 株式会社タムロンは6日、2007年度中間期 (2007年1月1日~6月30)の連結決算を発表した。

 これによると売上高334億300万円(前年同期比18.8%増、以下カッコ内は同じ)、営業利益45億2,900万円(79.8%増)、純利益22億9,600万円(40.7%増)の増収増益となった。

 このうち、交換レンズを含む写真関連事業は、売上高125億9,900万円(84.3%増)、営業利益28億2,200万円(218.8%増)。市場の拡大に伴い、2月に発売したデジタル一眼レフ用の高倍率レンズの「AF 18-250mm F3.5-6.3 Di II」が好調に推移して増収増益となった。

 また、コンパクトデジタルカメラ用レンズユニットを主力とするレンズ関連事業は、売上高170億3,300万円(3.8%増)、営業利益22億3,600万円(1%減)。ビデオカメラ用およびコンパクトデジタルカメラ用レンズユニットは販売台数・売上高が増加した。しかし、携帯電話用レンズユニットが販売台数は増加したものの販売単価の下落により、事業全体では増収減益となった。

 通期予想は、前回予想より売上高5.8%増の674億円、純利益11.7%増の45億円に、上方修正された。



URL
  タムロン
  http://www.tamron.co.jp/
  平成19年6月期第2四半期財務・業績の概況(PDF)
  http://www.tamron.co.jp/investors/pdf/20070806.pdf


( 本誌:織原 博貴 )
2007/08/06 19:28
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