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エプソン、プリンタ堅調もディスプレイ不調などで減収


 セイコーエプソン株式会社は27日、2007年度第1四半期(2007年4月1日~6月30日)決算を発表した。これによると売上高は3,185億9,100万円(前年同期比1.1%減、以下カッコ内は同じ)、営業利益116億6,500万円(66.3%増)、純利益12億8,700万円(前年同期は56億7,900万円の損失)。

 インクジェットプリンタを含む情報関連機器事業は売上高2,100億6,000万円(4.6%増)、営業利益192億7,800万円(36.5%増)。インクジェットプリンタは複合機の数量が増加し、消耗品も堅調だった。レーザープリンタは数量減少となったものの、高付加価値機にシフトしたために、増収となった。

 電子デバイス事業は液晶ディスプレイ、半導体の価格低下などにより、売上高977億5,400万円(10.5%減)、営業利益はマイナス52億9,700万円(前年同期はマイナス53億9,600万円)。精密機器事業は売上高191億7,000万円(4.2%減)、営業利益6,300万円(95.2%減)。

 中間期および通期の見通しに変更はない。



URL
  エプソン
  http://www.epson.jp/
  決算資料
  http://www.epson.jp/IR/settlement/

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( 本誌:田中 真一郎 )
2007/07/27 18:52
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