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ソニー、子ども向けのデジカメ天体撮影講座を開催
~プラネタリウムで天体撮影を体験
9組19名の親子が参加した
ソニーは25日、東京 台場で「夏休み特別親子講座 デジタルカメラで楽しむ天体写真」を開催した。
同社がユーザー向けに開催する「ITエンターテインメントセミナー」の1講座で、親子でサイバーショットやα100を操作しながら、天体撮影の知識を学び、撮影を体験する内容。
ITエンターテインメントセミナーでは各種の撮影講座を開催しており、天体撮影のセミナーも用意されているが、今回のセミナーは初の子ども向け講座。通常は東京 銀座のソニービルなどが使われているが、本セミナーは同社が台場に持つエンターテインメント施設「メディアージュ」内の科学博物館「ソニー・エクスプローラサイエンス」で行なわれた。
台場周辺には子ども向け施設が多く、夏休みのイベントも多数行なわれているほか、エクスプローラサイエンスには170万個の恒星を投影できるプラネタリウムがあり、ここで実際にカメラを操作して天体撮影を体験できることも、同施設が会場に選ばれた理由となっている。
会場となったソニー・エクスプローラサイエンス
講師の浅田英夫氏
参加したのは9組19名の親子で、子どもは小学2年生から6年生。親子1組で2,100円の参加費のほか、エクスプローラサイエンスの入場券(大人500円、子ども300円)を購入する必要がある有料の講座だが、予約は早々に定員に達したという。
講義はエクスプローラサイエンス内の教室で行なわれた。16時から18時まで2時間半に及ぶ長い講座で、天体撮影に必要な機材やカメラの設定のしかた、感度や露出に関する知識、天体の知識など、内容も高度。参加者の年齢層や知識レベルが幅広く、全員が天体に詳しいわけではないようだったが、大人向けの天体撮影講座も担当している天文研究家の浅田英夫氏が、プロジェクタで多数の天体写真の作例や資料画像を投影しながらわかりやすく解説し、参加者全員が飽きることなく最後まで受講した。
親子1組にサイバーショット DSC-T100とα100が用意され、実際にカメラを操作しながら、天体撮影の設定を学ぶことができたのも、子どもたちが講義に集中できた理由のひとつだろう。
必要な機材やカメラの設定などを解説。なぜノイズリダクションをするのか、など、詳細な講義が行なわれた
この夏楽しめる天体イベントとして、ペルセウス座流星群と皆既月食を紹介。流星群や月食の原理も説明された
参加した子どもは実際にカメラを操作して設定を体験した
子どもがカメラを操作する傍らで、親が設定をノートに書き留める姿が散見された
講義の後はカメラを持ってプラネタリウムに移動。夏の星空の解説の後、三脚に装着したα100で、投影された星空の好きなところを撮影した。プラネタリウム内は星空を投影するために当然暗く、写真など撮れなさそうに見えるのだが、浅田氏の解説どおりにカメラを設定して操作すると、あっけなく星空を撮影できたのが、子どもたちには意外かつ楽しかったようだ。
同社では夏休み特別親子講座第2弾として、「親子で美ら海(ちゅらうみ)を撮影しよう!」を、29日より順次、銀座 ソニービルで行なう。今回の反響しだいでは、子ども向け講座の拡大も検討する。
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URL
ソニー
http://www.sony.co.jp/
デジタルカメラで楽しむ天体写真
http://www.sony.jp/event/iteseminar/seminar/alpha/oyako/
親子で美ら海を撮影しよう!
http://www.sony.jp/event/iteseminar/seminar/vaio/sea/
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ソニー、プラネタリウムを使った天体写真講座(2007/06/12)
( 本誌:田中 真一郎 )
2007/07/26 00:17
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