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アップル、スタジオ写真イベント「Studio Go For Mac Pro」を開催

~各社がMac Proでデモを実施

会場には多くの関係者が訪れた
 アップルは10日と11日に、写真関係者向けイベント「Studio Go For Mac Pro」を都内の本社で開催した。主にスタジオ写真や営業写真など向けのイベントで、会場では協賛各社によるセミナーや、Mac Proを用いてのデモが行なわれた。

 ほとんどの出展社が、Mac ProでのRAW現像をデモしていたほか、スタジオ向けとあって、カメラとMac Proを直接接続して画像を転送するデモを多く見かけた。ここでは、各社のブースの様子をお伝えする。


 キヤノンとニコンは無線LANによる画像転送を実施。来場者がスタッフの説明を熱心に聞き入っていた。

 キヤノンは、5月31日に発売したばかりのデジタル一眼レフカメラEOS-1D MarkIIIの実機を用意。無線LANユニットWFT-E2を装着しての画像転送を行なった。また、Mac Proのディスプレイで同機のライブビュー機能を実演していた。説明員によると、商品撮影におけるライブビューの活用を訴求しているという。


EOS-1D Mark IIIを多数用意。大口径レンズも試すことができた EOS-1D Mark IIIにWFT-E2を装着したところ

Mac Proからライブビューでの撮影をデモしていた。マニュアルだが、フォーカス調整もPCから行なえた カメラ付属の現像ソフトDPP(Digital Photo Professional)のデモも実施

新製品のストロボ580EX IIなども試すことができた

 ニコンは、デジタル一眼レフカメラD2Xs、D200、D80、D40Xをそれぞれ展示。D2Xsに無線LANユニットWT-2を取り付けて画像転送を行なっていたほか、D200にも専用無線LANユニットWT-3が取り付けてあり、転送を試すことができた。

 また、ニコンでは、フォトフィニッシングソフト「Capture NX」のデモを実施しており、同ソフトの特徴であるコントロールポイントによる画像調整を実際に試すことができた。


ニコンブースでは、デジタル一眼レフカメラ4機種を用意していた ニコンの展示でメインとなっているのがCapture NXのデモ

コントロールポイントを使用して画像を直感的に調整できる 多くのパラメーターを調節することも可能

D2XsにWT-2を取り付けたところ D200にWT-3を取り付けたところバッテリーグリップとは排他利用になる

マミヤブースでは、国内で供給が始まったばかりのZD Backを展示 ZD Backを645AFDに装着したところ

ZD Backの背面操作部 センサー面

RZ67 PRO IIDに装着したところ。スタジオでRZ67を使用している例は多く、RZ67に装着できる点で引き合いが多いという Mamiya ZDも操作を試すことができる

PHASE ONEでは、新型デジタルバックP+シリーズを展示。RAW現像ソフトCAPTURE ONEのデモも行なった Hasselblad 503CXに装着したP25+

P+シリーズは、従来に比べ、低ノイズ化したほか、長時間露光などが可能になったという

エイ・ステージはSinarの3,300万画素デジタルバッグSinarback eVolution 75Hでデモを実施 Mac ProとはFireWireで接続していた

プロフォトでは、発表したばかりのInduro三脚を展示 最も大型のC414。来場者の反応も良いという

プロフォトが取り扱いを始めた伊CANTONIのメイクアップステーションも出品。そのデザインから、写真館で撮影のセットとして使いたい、との引き合いもあるという 同じくプロフォトでは、撮影現場向けのワゴンMultiCartも展示していた

 会場には、スタジオを再現した撮影ブースを用意し、出展したメーカーが交代で、撮影のデモを行なっていた 撮影した画像は、すぐに大型ディスプレイで見ることができる


URL
  アップル
  http://www.apple.com/jp/


( 本誌:武石 修 )
2007/06/11 21:17
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