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カメラのキタムラ、全部門で増収

~デジタル化に対応した収益モデルを構築

 カメラのキタムラ(株式会社キタムラ)は16日、2007年度3月期(2006年4月1日~2007年3月31日)の連結業績を発表した。売上高1,393億9,800万円(前年比15.1%増、以下同)、営業利益は30億1,800万円(60.6%増)、純利益13億2,900万円(1,112%増)となった。また、キラムラグループのチェーン店が1,200店舗を超えた記念として5円が増配され、配当額は20円となった。

 事業別の売上高は、映像機器部門は703億2,280万円(10.7%増)、情報機器部門が49億980万円(4.2%増)、フィルム部門が74億8,851万円(2.9%増)、プリント部門が427億1,905万円(23%増)、その他部門が3億5,239万円(23%増)となり、全部門で増収となっている。

 同社は、「写真のデジタル化は、流通小売業には十分な利益をもたらさない」としており、センターラボ体制の構築、オンラインサービスの拡充などを行なった。

 なお、2007年度3月期の連結業績は、売上高1,580億万円(13.3%増)、営業利益は31億万円(2.7%増)、純利益18億円(35.4%増)を予想している。



URL
  カメラのキタムラ
  http://kitamura.jp/
  平成19年3月期決算短信(PDF)
  http://ir.eol.co.jp/EIR/2719?task=download&download_category=tanshin&id=456011&a=b.pdf
  剰余金の配当に関するお知らせ(PDF)
  http://ir.eol.co.jp/EIR/2719?task=download&download_category=tanshin&id=456410&a=b.pdf


( 本誌:織原 博貴 )
2007/05/16 16:21
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