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【PIE2007】エツミ、“カメラバッグらしくないカメラバッグ"を多数展示

~コンパクトデジカメ用リングライトなども

会場:東京ビッグサイト
会期:2007年3月22日~25日


 エツミはバッグをはじめ、三脚、ストラップ、液晶フィルムなど多数の用品を、ブース内にぎっしりと展示している。中でも今回目立つのは、「カメラバッグらしくないカメラバッグ」で、同社取扱いブランドの多くで、カメラバッグらしくないデザインが与えられた新製品を展示している。


 もっともカラフルなのが「f.64」ブランド。米グレンレイブンミルズが開発したアクリル生地「サンブレラ」を採用したシリーズは、耐候性に優れるだけでなく、カラフルなボーダー柄のデザインが施され、これまでの黒やカーキ一色だったf.64のイメージを覆す製品になっている。コンパクトデジカメ用のFMCS(6,405円)、小型デジタル一眼用のFMCT(10,710円)、デジタル一眼用のFMCP(14,175円)がラインナップされる。いずれも近日発売だ。さらに発売日未定ながら、やや大型のショルダータイプの製品も参考出品されている。

 f.64ではトートタイプの小型バッグ「DEC」(13,125円)や、中型のショルダーアタッシェタイプの「DPC」(20,580円)も近日発売となっているが、DECにはブラックやグレー、グリーンのほかに、鮮やかなオレンジ色のモデルが用意されている。


f.64のカラフルなコンパクトデジカメケース「FMCS」 参考出品のショルダータイプ

デジタル一眼用の「FMCP」。向こう側に「FMCT」が見える
DECのオレンジモデル

トゥルーリーフィールドザック
 トレッキング用ザックやプロ用のリュックタイプの製品をラインナップする「トゥルーリー」ブランドにも、タウンユースを考慮したデザインの「フィールドザック」(12,600円)が追加された。角型の外観にU字型リュックベルトなどを装備し、やはり従来のカメラ用リュックとはかけ離れたデザインになっている。

 やや“ナンパ”な外観とは裏腹に容量は16リットルもあり、ボディ2台と交換レンズ3本にストロボやアクセサリを飲み込むので収納力は侮れない。また本体側面に三脚を固定することもできる。ノートPC用のパーティションが無いのが、タウンユースには残念なところだ。カラーバリエーションはブラック、グレーのほかに、アーモンドグリーンとレッドが用意される。


フィールドザックの内部
4色がラインナップされる

 昨年からアウトドアブランド「Mountain Smith」(マウンテンスミス)のカメラバッグを扱うようになった同社だが、未発表の製品としてリュックタイプの「スペクトラム」を展示した。

 「スペクトラム」は日帰りトレッキング用の2気室タイプの小型リュックで、下部気室にボディとレンズ、上部にそのほかの携行品を入れる。また、背中にはノートPC用のコンパートメントも備える。13,440円で、4月下旬~5月上旬にかけて発売される。


Mountain Smith スペクトラム 下部にカメラ用クッションが装備される

PC用コンパートメント ショルダータイプの「キャプチャーAT」なども参考出品されている

 このほかバッグ類では、デジタル一眼用の「カルディナII」シリーズや、コットン素材の「ウィナー」、コンパクトデジカメ用の「ベリー」、本革製の「キーファ」などの新製品が多数展示されている。


カルディナII
ウィナー

ベリー
キーファ

巾着タイプのインナーケース「モジュールクッションボックス」

 バッグ以外でも多数の用品を展示する同ブースだが、その中でもっとも注目を浴びていたのが「LEDマクロリングライト」(12,600円)。コンパクトデジタルカメラ用のリングライトで、三脚穴に電池ボックスを固定し、そこから伸びたフレキシブルチューブでレンズ前にリングライトを置く仕組み。どんな形状のデジタルカメラでも、使用できるようになっている。光量は2段階切り替え。電源は単4電池3本。4月上旬に発売される。


LEDマクロリングライト
三脚穴につけた電池ボックスから伸びるチューブで、リングライトをレンズ前に置く

電源は単4電池3本
パッケージ


URL
  PIE2007
  http://www.photoimagingexpo.jp/
  エツミ
  http://www.etsumi.co.jp/


( 本誌:田中 真一郎 )
2007/03/23 22:03
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