デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

銀一、創立50周年を創業の地で祝う

~業界関係者と有名写真家が集結

パーティーで挨拶する銀一の丹羽壽彦 代表取締役社長と丹羽武彦 専務取締役
 プロ用写真機材などを扱う銀一は19日、同社の創立50周年を記念して、東京 銀座のホテルでパーティーを開催した。パーティーは2部制で、1部にはカメラ・写真業界関係者、2部には同社ゆかりの写真家、計約600名が集まり、同社の節目を祝った。

 同社の丹羽壽彦 代表取締役社長は、パーティーに際して「カメラ屋小僧一代記」と題した、同社の50年を振り返る書籍を制作、列席者に配布した。

 同書には、丹羽氏とカメラ、写真との出会いから、スキヤ写真商会(現・スキヤカメラ)を経て、プロ写真家向けカメラ店「銀一カメラサービス」として独立してからの歩み、写真家を始めとする人々との出会いが記されている。パーティー参加者向けに企画された本で、一般発売の予定は無い。


50周年を振り返る書籍「カメラ屋小僧一代記」 創業当時の様子が、写真とともに綴られる

 この中で「銀一」の店名の由来が、初めて店舗を構えたのが銀座1丁目であることと、「いずれは銀座で一番のカメラ店に」という願いを込めたことが書かれている。このため、パーティー会場も、創業の地である銀座1丁目にこだわったという。


銀一のロゴや紙袋に描かれたカメラの線画などはデザイナーの小柳誠一氏が制作した。会場では、小柳氏によるカメラ月刊誌用の広告原稿のファイルが展示された
会場では、「カメラ屋小僧一代記」の内容をDVD化したものが上映された。これは開店当初の銀一

初めて輸入した製品「ダスト・オフ」 ニッコールレンズを世界に知らしめた報道写真家デイビッド・ダグラス・ダンカン氏と丹羽氏

 2部では、写真家の篠山紀信氏が乾杯の発声を行なった。丹羽氏が常々、銀一の存在を「写真家の黒子」と称しているのを受けて、篠山氏は「写真家は表現の表舞台に立っているが、カメラがなければ写真は撮れないし、メンテナンスもしなければならない。安心して写真が撮れるのは銀一あってこそ」と祝辞を述べた。

 また「新しいものがほしければ“銀一に行け”と言われるようになった。新しいものがあるだけでなく、的確な情報ももらえる」と、用品だけでなく、情報の発信地としての銀一についても述べた。


篠山紀信氏
写真家の細江英公氏も祝辞を述べた


URL
  銀一
  http://www.ginichi.com/


( 本誌:田中 真一郎 )
2007/02/19 20:17
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.