会場:米国ニューヨーク ジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンションセンター
会期:11月2日~4日(現地時間)
■ いよいよ米国でも発売まで1カ月を切ったK10Dを展示
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Pentaxブース正面
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米Pentaxのブースはコンパクトデジタルカメラと、デジタル一眼レフカメラのハンズオン、それとデモンストレーション用のステージから構成されていた。コンパクトカメラコーナーでは、同社Optioシリーズ M20、同S7、同T20、同A20などの機種が並ぶが、来場者の関心はもっぱらK10Dに集中していた。
近々米国内でも出荷が開始されるというK10D、製品版と同じものが出展され、来場者が自由に触れることができるようになっていた。質問に来ている人の多くはすでに同社のデジタル一眼レフカメラを使っており、新製品へのアップグレードを検討している人が多いようだ。
また近くにいた来場者がPentax 645レンズ資産について質問をしたのを受けて、同社の中判カメラを使用しているという別の来場者からは「中判デジタルの話を聞きたい」という声があがったが、それに関して担当員からは鋭意開発中と答えるだけにとどまった。どうやら中判デジタルカメラに関心を持っている人は多いようで、かなりの来場者が何か情報が得られないかと、同社のブースを訪れていた。
K10Dの米国での販売は11月末を予定。希望小売価格はカメラ本体のみが899ドル、DA 18-55mm F3.5-5.6 ALレンズキットが999ドルとなっている。
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ハンズオンコーナーのK10D
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K10D、製品紹介のセッション
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■ SigmaもSD14実機のハンズオンを実施
米Sigmaのブースでは、交換レンズのラインナップの他、発売間近なSD14の展示が目玉となっており、SigmaファンがSD14を手に取り、熱心にチェックしている姿が見受けられた。その一方で、残念ながらDP1の展示は今回見送られた。
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Sigmaブースの様子
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小規模なブース構成ながら、数台のSD14が動作可能な状態で自由に触れられるようになっており、来場者も製品の出来映えを確認している。展示しているモデルは完全動作可能なもので、ブースでの担当員の説明によると製品版と同等とのことだった
米国でのSD14の販売開始は11月末、価格は本体のみの価格でおよそ1,600ドルを予定している。
■ 黒とシナバーカラーを基調とした米Sonyブース
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Sonyブース受付の様子
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米Sonyのブースでは、同社のビデオカメラ、コンパクトカメラ、そして新しく市場に投入したαシリーズを中心に展示を行なっていた。
特に同社のブースはαシリーズの特徴でもある、シナバーカラーと黒をベースにしており、Sonyが今後展開を進めていくであろうαシリーズへのコミットが感じられた。
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海外専用のCyber-shotシリーズも多く展示される
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説明員のユニフォームもシナバーカラーで統一されている
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展示されていたコンパクトカメラは、DSC-T50、T10、W50、N2、H5など。また海外専用モデルとして800万画素のW100、同じく720万画素のW70、600万画素のH2やS500なども合わせて展示されていた。
こうやって日米のラインナップを比べてみると、米国ではTシリーズよりWシリーズの品揃えが多いことがわかる。
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α100のハンズオンコーナー
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ハンズオンコーナーではここにあるレンズの中から希望の型番を伝え、様々なレンズとの組み合わせで試用することができる。
この日用意されていたレンズの中には、来年発売予定のVario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZAも置かれており、こちらも使用可能だった。米国での販売価格を尋ねると「699ドルの予定」という回答が返ってきた。
ハンズオンコーナーのすぐ隣にはポートレート撮影セッションコーナーも用意され、あらかじめセッティングされたライティングのもと、α 100を使ってのモデル撮影に参加できる。
■ URL
Photoplus Expo
http://www.photoplusexpo.com/
( Hiroyuki Yoshikawa )
2006/11/07 14:10
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