会場:米国ニューヨーク ジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンションセンター
会期:11月2日~4日(現地時間)
米Nikonのブースはもっとも広い面積を持つメーカーの一つとして、展示会場に入ってすぐのところあり、常に多くの来場者でごった返していた。展示はデジタル一眼レフカメラ、レンズとCOOLPIXシリーズがメインとなっている。
COOLPIXコーナーには公衆無線LANが導入されているという設定のカフェを展開。来場者にソファに座ってもらい、COOLPIX S7cで撮影したイメージを無線LANを経由してメールで送ったり、プリントするなどのデモを行っていた。
また会期中、プロフェッショナルフォトグラファーによるセミナーが常に開かれており、こちらも立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。
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ちょうどこのときは「ウェディングフォトグラフィーとNikonデジタルシステム」と題して、ウェディングフォトグラファーのCliff Mautner氏の講演が行なわれていた
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■ D80の展示を中心としたデジタル一眼レフコーナー
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D-SLRコーナーに訪れる多くの来場者
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デジタル一眼レフコーナーはD80のハンズオンコーナーが設けられ、ロックの殿堂から借りてきたというジョン・ボン・ジョヴィのハーレーダビッドソンカスタムモデルを置いて、来場者が自由に撮影を楽しめるようになっていた。
また会場内には、Photokina 2006でも展示されていたD80のスケルトンモデルが持ち込まれていた。こちらは残念ながらガラスケースに入っているために手にとって見ることはできない。
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D80スケルトンモデル
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またブース内には超望遠レンズのハンズオンコーナーも設けられ、ときにちょっとした待ち行列ができるほど。設置されていたレンズは、奥から順に、Ai AF-S Nikkor ED 400mm F2.8D II(lF)、Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II(IF)、Ai AF-S Nikkor ED 600mm F4D II(IF)となっている。
■ 1年間無料で公衆無線LAN接続できるCOOLPIX S7c
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COOLPIX S7c
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コンパクトデジカメコーナーにあるカメラも、すでに日本で発表・発売済みのモデルが展示されている。
公衆無線LANに接続することができるCOOLPIX S7cは、日本ではソフトバンクテレコムが提供するBBモバイルポイントを経由してインターネット接続することができるが、米国モデルではどうなっているか尋ねたところ、こちらはT-Mobileが提供する「HotSpot」公衆無線LANサービスを利用できるとのことだった。
HotSpotは米国内にある全てのStarbucks CoffeeやFedex Konko's、それに主要なホテルや空港にアクセスポイントが設置されているので、接続場所を見つけるのは容易だろう。
また米国ではプロバイダと契約する必要がなく、S7cを購入するとその日から1年、無料で接続サービスを受けることができる。1年経って無料接続プロモーションが終了した後にかかる料金は、HotSpotに支払う6ドル/月だけとのことだった。
COOLPIX S7cの米国内での希望小売価格は349.95ドル。
■ URL
Nikon USA
http://www.nikonusa.com/
Nikon DIGITAL
http://www.nikondigital.com/main.html
Photoplus Expo
http://www.photoplusexpo.com/
( Hiroyuki Yoshikawa )
2006/11/06 00:03
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