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米Kodak、2006年第3四半期はデジタル事業の伸張で赤字幅を縮小


 米Eastman Kodakは10月31日(現地時間)、200年第3四半期業績を発表した。これによると、売上高は32億400万ドル(前年同期比10%減)。純利益はマイナス3,700万ドルで、前年同期より8億7,700万ドル改善された。

 デジタル関連事業の売上は17億9,300万ドル(1%減)。営業利益は1億500万ドルで、前年同期の700万ドルから大幅に伸張した。四半期ベースの営業利益の伸びが、銀塩関連事業の営業利益の減少を初めて上回った。銀塩関連事業の売上は14億200万ドル(19%減)。

 ただし、コンシューマー向けデジタルカメラから撤退するなどの施策を採ったことにより、通年でのデジタル関連事業の売上は目標の対前年比10%増を達成できないと予測している。また、全社での通年売上も対前年比約6%減としている。



URL
  Kodak(英文)
  http://www.kodak.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.kodak.com/eknec/PageQuerier.jhtml?pq-path=2709&pq-locale=en_US&gpcid=0900688a805fbf08

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( 本誌:田中 真一郎 )
2006/11/02 18:14
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