キヤノンマーケティングジャパン株式会社は23日、2006年12月期第3四半期(2006年7~9月)の連結業績を発表した。売上高は2,037億8,200万円(前年同期比7%増)、営業利益は66億9,100万円(1.3%増)、経常利益は67億8,300万円(3.6%増)、純利益は36億9,500万円(9.1%増)。
デジタルカメラを含むコンスーマ機器事業の売上高は605億8,600万円(7.3%増)。9月に市場導入したデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss Digital X」は、単一機種での月販新記録を達成。交換レンズも大幅に伸張した。また、コンパクトでジルカメラでは「PowerShot A710 IS」を中心に販売台数が増加し、伸び率は市場全体の水準を上回ったという。
インクジェットプリンタは9月に11機種を発表。累積稼働台数の増加にあわせ、インクカートリッジの売上高も増加している。同社では国内プリンタ市場の下半期を台数、金額とも上期より回復傾向にあると予想している。
そのほか、ビジネスソリューション事業が売上高1,169億9,800万円(3.6%増)、産業機器事業が売上高261億9,700万円(25.1%増)。
通期の見通しについては、7月26日の公表から売上高のみ8,790億円から8,700億円に修正。純利益は190億円で変化はない。4期連続の増収増益になる見込み。
■ URL
キヤノン
http://canon.jp/
2006年12月期第3四半期財務・業績の概況
http://cweb.canon.jp/co-profile/ir/library/result.html
( 本誌:折本 幸治 )
2006/10/23 16:15
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