タムロンブースでは、14日に開発発表を行なった「18-250mm F3.5-6.3 Di II」(Model A18)を見ることができた。クラス最大のズーム比13.9倍の交換レンズで、発売日、価格とも未定。
「デジタル一眼レフカメラ専用設計とすることにより、ワイド側の短焦点化を達成しながら、どこまで望遠側を拡張できるか?」というテーマに取り組んだという高倍率ズームレンズ。18-200mm F3.5-6.3 Di IIに比べ、若干太めの鏡筒を採用。ズームリングやフォーカスリングのデザインも18-200mm F3.5-6.3 Di IIからデザインが変更になっている。
また、18-200mm F3.5-6.3 Di IIと異なり、マウントは黒色の金属製。最短撮影距離は45cmで、最大撮影倍率は1:3.5。フィルター径は62mm。対応マウントはキヤノン、ソニー、ニコン、ペンタックス。
18-250mm F3.5-6.3 Di II
ズーム望遠端の状態
EOS Kiss Digital Nに装着
同じくレンズメーカーのトキナーは、10月中旬発売予定のデジタル専用レンズ「AT-X 535 PRO DX」(50-135mm F2.8)を展示した。フォトイメージングエキスポ2006で同社が発表した製品で、展示品は製品版とほぼ同等まで作り込まれているという。
また、11月発売の「AT-X 165 PRO DX」(16-50mm F2.8)も出品。ただしこちらはガラスケース内に収められ、手に取ることはできなかった。
AT-X 535 PRO DXは、デジタル専用とすることで小型化を図った大口径望遠ズームレンズ。鏡胴は金属製で、光学系はペンタックスのDA★ 50-135mm F2.8と共通という。ただし、トキナーの方は超音波モーターを搭載していない。対応マウントはキヤノンおよびニコン。