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ビックカメラ藤沢店
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ビックカメラは4日、同社の23番目の店舗となる藤沢店を開店した。同店では開店を記念して、「100人に1人タダ(無料)キャンペーン」や最大20%のポイントサービス、「10日間連続日替わり台数限定特価商品」の販売などを実施する。
4日は、富士フイルムのFinePix Z1が100台限定で9,800円、レキサーの1GB SDメモリーカードが50個限定で2,980円など、多数の製品が折込広告やチラシで告知された。また、ペンタックスのOptio WP、コダックのEasyShare V530、ソニーのサイバーショット T7とH1などが1万円弱~2万円弱で台数限定で販売された。
10時の開店前には、同店前に2,000人を超す人が行列をなす盛況となった。
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前日の21時頃から並び始めたという
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開店時間の10時には、駅と直結する2階デッキの広場を1周して、2,000人を超す行列に
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カメラ売場の日替わり特価品はこの2つ。整理券が配布された
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台数限定の特価品も用意された
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台数限定の特価品は30分ほどで完売
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開店1時間で店内には人があふれかえった
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■ 神奈川県下最大の店舗に
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藤沢店のフロア構成
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藤沢店は、JR藤沢駅北口の、丸井藤沢店跡のビルに入居する。駅とは2階のデッキと地下道で直結する。
藤沢市は東京から50kmに位置し、70%以上が住宅地という典型的なベッドタウン。藤沢駅はJR東海道線、JR湘南新宿ラインのほか小田急江ノ島線、江ノ島電鉄線が乗り入れるターミナル駅となっている。同店の商圏は、藤沢、鎌倉を含む湘南地方のほか、西は小田原、北は横浜市南部などを想定する。藤沢駅前に進出する初のカメラ系家電量販店となるが、ロードサイドに進出済みの同業他社との競合が予想され、周辺に1,800台分の提携駐車場も用意する。
フロア構成は地上6階、地下1階で、売り場面積は約3,100坪。営業時間は10時~21時。
取り扱いアイテム数は約50万で、カメラ、PC、AV機器、家電、携帯電話、時計、ソフトのほか、おもちゃ、ゴルフ用品、自転車、スポーツ用品、寝具、酒など、ビックカメラが扱う商材のほとんどを揃える。店員は社員130名、アルバイト100名。年商150億円を見込む。
神奈川県では横浜駅周辺の2店舗と新横浜店に続く4番目の店舗で、現在のところ県下では同社最大の店舗となる。なお、9月末に開店が予定されている川崎店は、藤沢店を若干上回る規模とされている。
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1階PC売場にあるプリンタコーナー
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地下のサプライ売場でインクや用紙を販売
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■ カメラ相談カウンターを新設
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3階のカメラ売場
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レイアウトは、駅と直結する2階に携帯電話、薄型TVなど、1階にPC、プリンタと自転車などのスポーツ用品、地下1階にPC周辺機器やサプライ、プリンタのインクや用紙を置く。このほか、4階に家電、寝具、5階に美容/健康家電、時計、眼鏡、6階にゲーム、ソフト、おもちゃなどを配する。
カメラは3階で、オーディオ製品とフロアを分け合う。デジタルカメラ、交換レンズはもちろん、バッグ、三脚などの撮影用品類、暗室用品や印画紙を始めとする銀塩用品にいたるまでが揃えられる。また、1階のプリンタ売場とは別に、写真向けのプリンタと用紙のコーナーも設けられる。
藤沢店では新たな試みとしてカメラ相談カウンターを新設。フォトマスター検定資格を持つ店員が常駐し、顧客との対話を図る。なお同店でフォトマスター検定資格を持つ店員は、5名ほど在籍しているという。
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新設されたカメラ相談カウンター
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話題のデジタル一眼の展示
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バッグの品揃えは池袋本店なみ
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三脚などの用品も充実
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印画紙、暗室用品など銀塩関連も多数取り揃える
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PC売場とは別に、カメラ売場に設けられたプリンタコーナー
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■ 藤沢の活性化に寄与
店長の前田光洋氏は、31歳にして有楽町店、新宿店、柏店の立ち上げをを経験している。「藤沢駅前での我々の役割を果たすことが、藤沢の活性化につながれば」と、藤沢出身らしく、藤沢駅前という立地への思い入れを語った。地域に根付いた運営を基本とするが、鎌倉などの撮影好適地が周辺にあることから、商圏外からのカメラマンのサポートも視野に入れるという。
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前田光洋店長
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ビデオカメラのデモ。江ノ電、鎌倉の大仏、江ノ島など、藤沢周辺の名所をおもちゃで再現
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■ URL
ビックカメラ
ビックカメラ
藤沢店店舗情報
http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/shopnews/release/fujisawa_index.jsp
■ 関連記事
・ ビックカメラ、4日開店の藤沢店で「100人に一人無料キャンペーン」(2006/08/03)
( 本誌:田中 真一郎 )
2006/08/04 18:06
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