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マミヤ、2005年度は114億円の損失

~光学機器事業譲渡の損失は48億円

 マミヤ・オーピー株式会社は26日、2005年度決算(2005年4月1日~2006年3月31日)を発表した。これによると、売上高は174億200万円(前年比19%減、以下カッコ内は同)、営業利益は7億6,300万円(42.7%減)、純利益はマイナス114億5,000万円。

 光学機器事業は売上高21億7,300万円(1.1%増)、営業利益マイナス7億9,461万円。中判デジタル一眼レフカメラ「マミヤZD」の発売時期の大幅な遅れ、他社製品に押されたことなどにより、マミヤZDの発売が売上増に結びつかなかった。

 これにともない同社では、光学機器事業と、製造子会社である株式会社マミヤの、コスモ・デジタル・イメージング株式会社への営業譲渡を決定。コスモ・デジタル・イメージングはマミヤ・デジタル・イメージング株式会社に社名を変更し、事業を継続する。営業譲渡による損失47億8,100万円などが、特別損失に計上されている。

 このほか、パチンコ台間玉貸機などを含む電子機器事業は売上高123億6,500万円(24.8%減)で予想どおりだったが、ゴルフシャフトなどを含むスポーツ事業では、原材料のカーボン素材不足、材料の高騰、価格競争激化により売上高28億6,300万円(0.8%減)となった。

 なお同社は「特定債務等の調整促進のための特定調停に関する法律」に基づき、三菱UFJ信託銀行に調停を申立てている。同法は、支払い不能に陥るおそれのある債務者と債権者が話し合い、支払方法などを調整するもの。



URL
  マミヤ・オーピー
  http://www.mamiya-op.co.jp/
  決算短信(PDF)
  http://www.mamiya-op.co.jp/home/ir/kessan2006_0526t.pdf

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( 本誌:田中 真一郎 )
2006/05/29 14:14
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