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【PIE2006】ハイエンドプリンタでの作品作りを意識したエプソンブース

~R-D1sコーナーも盛況

フォトイメージングエキスポ2006(PIE2006)
会場:東京ビッグサイト
会期:3月23~26日


 エプソンブースでは、「PX-G5100」や「PX-5500」などハイエンド向けインクジェットプリンタをメインに展示。2005年に実施した「MAXART展」に続き、作品作りを強く意識した提案を行なっている。

 会場ではPX-G5100とPX-5500を使い、用紙別に出力した作品を掲示。PX-GインクとK3インクによる表現力、用紙による描写や趣きの違いを比較している。また、MAXART展で好評だったお試しプリントのコーナーもある。

 同社の専用ページからダウンロードした用紙であらかじめ申し込んだ来場者が参加できるもので、PX-5500などハイエンド機の実力と、プロのプリント技術が体験できる。

【お詫びと訂正】記事初出時、「PX-5500」の名称を誤って記述しました。お詫びして訂正させていただきます。


PX-G5100
PX-G5100の8色インクタンク

PX-G5500(右)との比較
インク別プリント比較

用紙サンプルの違い
盛況なお試しプリントコーナー

 本日発表の「R-D1s」も人気が高い。展示機は同時発表の専用ケースと、購入プレゼント品のソフトレリーズを装着。よりクラシカルな雰囲気となっている。

 前モデル「R-D1」との違いはいくつかあるが、操作性でもっとも変化したのが「クイックビュー」の新設。撮影後、液晶モニター点灯ボタンを押すことなく、撮影画像のプレビューを確認できる。その後の表示時間を「3秒」と「5秒」から選択可能。従来と同じ操作性を実現する「OFF」も選べる。

 外観はR-D1とほぼ同じ。塗装もR-D1後期の剥げにくいタイプに変更しているという。ファインダーのスペックもR-D1と同等。ただし、R-D1の初期出荷からは改善は重ねており、R-D1sには最新の設計と部材が投入されているそうだ。

 会場には新機能「EPSON Print Image Control Technology」を利用した1,354万画素相当の画像を随時プリント。作品の展示も行なっている。

 そのほか、発売直後の6,400dpiのハイエンド向けスキャナ「GT-X900」を出品。読み取りから出力までのデモを展開した。


R-D1s。レンズはカールツァイスのビオゴン28mm F2.8
背面。下部は専用ケースに覆われている

右が専用ケースの上カバー部
プレゼント品のソフトレリーズ

トップメニューのデザインが若干変わった
クイックビューは3秒、10秒、OFFを選択可能

R-D1sで撮影した作品を展示
国内初出展のGT-X900


URL
  PIE2006
  http://www.pie2006.jp/
  フォトイメージングエキスポ2006関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/static/link/pie2006.htm
  エプソン
  http://www.epson.co.jp/


( 本誌:折本 幸治 )
2006/03/24 17:55
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