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【PIE2006】富士フイルム、ISO3200対応の「FinePix F30」を展示
フォトイメージングエキスポ2006(PIE2006)
会場:東京ビッグサイト
会期:3月23~26日
富士フイルムは、フォトイメージングエキスポ2006(PIE2006)において、5月発売予定の「FinePix F30」など新製品を展示している。
例年通りイメージカラーの緑で統一された富士フイルムブース。FinePix F30のタッチトライアンドコーナーは、表通り沿いに設けられている。
FinePix F30は、高感度撮影を特徴とするFinePix Fシリーズの最新機種。前モデル「FinePix F11」の最高感度ISO1600を超えるISO3200での撮影が可能になった。ISO3200はA、S、Mモードで設定可能。新しく加わった「ブレ軽減モード」でもISO3200まで自動的に増感する。
ブレ軽減モードと従来のナチュラルフォトモードの違いは、どんな被写体照度でもストロボを発光しないナチュラルフォトモードに対し、ブレ軽減モードは最終的にストロボを発光すること。ブレ軽減モードはあくまでもシャッター速度を重視し、ISO3200でもスローシャッターだと判断すればストロボを発光させるという。
また、操作系もFinePix F11から変更されている。これまでシャッター速度/絞り優先AEの2モードでは、十字ボタン下を押すことでシャッター速度、または絞りの設定メニューに入れた。露出補正は別メニューにあり、設定するには階層をたどる必要があった。
FinePix F30
来場者のF10との比較
Mモードで露出補正ボタンを押したところ
モードダイヤルのデザインが変わった
AV出力とDC IN端子を本体に搭載。マルチコネクタが不要に
ISO400との実写比較も行なっていた
F30からは、背面右下の露出補正ボタンを押すと、設定メニューが現われるようになった。ここで左右を選ぶとシャッター速度、または絞り値、上下で露出補正が行なえる。
F11では別個の操作だったシャッター速度/絞り値と露出補正が同じメニューになったことで、操作性が向上。またM(マニュアル)などの場合、同ボタンからダイレクトに露出補正が可能。
ブースではFinePix F10やFinePix F11といった従来機を持ち込んで比較する来場者が多く、同シリーズの人気のほどがうかがえる。特に液晶モニターの画質がよくなったとの意見が寄せられるという。また、具体的な発売時期をたずねる来場者も頻繁に見受けられた。
コンパクトデジタルカメラでは、発売済みの3型液晶モニター搭載モデル「FinePix V10」も出品。内蔵ゲーム機能を液晶テレビで楽しむ展示ががユニーク。現行機種ではFinePix Z2、FinePix A500、FinePix S9000、FinePix S5000などを手にとることができる。
デジタル一眼レフカメラは「FinePix S3 Pro」のみ。S3 Proで撮影した水中写真と、S3 Pro用のアンティス製水中ハウジングを展示するなど、いつもと趣の違う展示となった。もちろん展示機はすべてバッファ増設済みの「青バッチ」となっている。
そのほか、インクジェットペーパー「画彩」シリーズの展示コーナー設け、現在のラインナップと出力見本を紹介。数に限りがあるものの、会場ではお試し版の手渡しも行なっている。
FinePix V10
V10のゲームお試しコーナー
FinePix S3 Proコーナー
S3 Proを収納したNexusブランドの水中ハウジングも
「画彩」シリーズもアピールしていた
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URL
富士フイルム
http://www.fujifilm.co.jp/
PIE2006
http://www.pie2006.jp/
フォトイメージングエキスポ2006関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/static/link/pie2006.htm
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関連記事
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富士フイルム、ISO3200で撮影できる「FinePix F30」(2006/03/16)
( 本誌:折本 幸治 )
2006/03/23 20:26
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