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エプソン、特別損失で本年度4度目の下方修正


 セイコーエプソン株式会社は15日、平成18年3月期(2005年4月1日~2006年3月31日)の業績予想を下方修正した。電子デバイス事業などでの構造改革費用や子会社の資産価値低減により、特別損失を見込むため。本年度の下方修正は4度目。

 連結業績の純損失が前回(1月27日)予想の140億円から230億円に90億円増えた。売上高、営業利益、経常利益に修正はない。売上高は1兆5,530億円、営業利益は240億円、経常利益は260億円。

 修正の理由として、電子デバイス事業などでの固定費構造改革追加施策などに加え、子会社の株式について純資産が低下する見通しとなったためとしている。

 単体でも純利益の減少を発表しており、前回予想の290億円から590億円に損失が拡大する見通し。売上高8,800億円、経常利益200億円に修正はない。



URL
  エプソン
  http://www.epson.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.epson.co.jp/osirase/2006/060315_4.htm

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( 本誌:折本 幸治 )
2006/03/15 16:26
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