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リコー、「GR DIGITAL フォト&キャッチコピーコンテスト」表彰式を実施
~副賞は特別限定カラーモデル
受賞者ならびに審査に当たった写真家
リコーは25日、都内のホテルで「GR DIGITAL フォト&キャッチコピーコンテスト」の表彰式を行なった。
このコンテストは、入賞者の作品が「GR DIGITAL スペシャルカタログ」に掲載されるというユーザー参加型の企画。
写真部門とキャッチコピー部門があり、写真部門はGR DIGITALで撮影された作品のみを2月7日まで募集した。
GR DIGITALのカタログにふさわしい感動画像が伝わる写真」をテーマに、国内外から写真1,283点、キャッチコピー1,041点の応募があった。当選者の発表は、17日にウェブサイトで行われた。
入賞者は、写真部門がyos氏、ぐう☆せんめい氏、mako氏、梶野彰一氏、宇佐見隆介氏、峰哲也氏、加藤康夫氏の7名。キャッチコピー部門は大西洋平氏となった。
審査員は、写真家の赤城耕一氏、阿部秀之氏、坂崎幸之助氏(THE ALFEE)、田中長徳氏、那和秀峻氏の5名。さらに、GR Blogライターのひろ(樋口博之)氏、駆け出し王子(樫村央二)氏、えみっふぃー(伊藤恵美子)氏、ちっち(田口有香)氏、きょーちゃん(きょうだ純)氏、社員N氏の6名が加わった。
なお残念ながら受賞者のmako氏と加藤康夫氏および、那和秀峻氏と樫村央二氏が諸事情により当日欠席となった。
yos氏「緑の記憶」
ぐう☆せんめい氏「夜明け前」
mako氏「What's up?」
梶野彰一氏「Rue Aubriot,paris 4e」
宇佐美隆介氏「青の空間」
峰哲也氏「ブルーサーフ」
加藤康夫氏「光輝」
大西洋平氏「いつもの路地が、旅の入り口になる。」
入賞者は写真部門が7名、キャッチコピー部門が1名。賞品として現在のGR DIGITALのカタログの写真とキャッチコピーを入れ替えたスペシャルカタログが後日贈られる。また、副賞として「GR DIGITAL 2006 Limited Model」が受賞者に贈られた。
赤城耕一氏から、GR DIGITAL限定モデルが手渡された
GR DIGITAL 2006 Limited Model
背面
今回の副賞となるGR DIGITAL特別カラーモデルは、ボディ上部を赤色に塗装してあるのが特徴。
カメラの仕様は市販のGR DIGITALと同様。レンズ周りにあるリングも赤とシルバーが同封されており付け替えることもできる。ストロボ部分に「Limited 2006」とプリントされている。
このモデルは、受賞者はもとより、会場の写真家、Blogライターなど参加者に大変好評だった。このコンテストのために作られた限定品ということで、一般に市販することはないという。
スペシャルカタログの完成は3月上旬の予定。受賞者には1人あたり30部が届けられる。このカタログには、一般の人からも多くの問い合わせがあったとのことで、同社では希望する人には配布する方向で検討している。
ICS事業部長湯浅一弘氏
授賞式は最初に、主催者となるリコーパーソナルメディアカンパニーのICS事業部長湯浅一弘氏の挨拶があった。
今回のコンテストでは、募集期間が短かったにもかかわらず、海外も含めて多くの応募があり予想以上の反響であったという。
次に入賞作品の紹介があり、その後表彰に移った。湯浅氏から賞状が授与され、審査員の写真家から副賞の「GR DIGITAL 2006 Limited Model」が手渡された。
その後作品の講評があり、写真家から作品それぞれの選考理由などについてが説明があった。
田中長徳氏
阿部秀之氏
坂崎幸之助氏
最後に懇親会があり、入選者は審査員の写真家やGR Blogライターと食事をしながら歓談した。カメラや写真について盛り上がり、話題は尽きないようであった。
入賞作品はプリントして展示された
参加者は写真家や、リコーの社員と語らった
坂崎幸之助氏のギター演奏も披露された
講評の中で田中長徳氏は、自宅のある中央区佃から六本木あたりまでよく散歩に行くと語り、ポケットにすっぽり入ってしまうGR DIGITALを「散歩の友」と評した。
また、同氏は惜しくも入賞を逃したキャッチコピー「その瞬間を撮ったのも、このカメラでした。」を引き合いにだして、このカメラは報道にも向いていると述べた。事実、田中氏によると、発売された直後ニューヨークのあるカメラ店では、プロの報道カメラマンが競って手に入れたそうだ。
また、海外のあるニュース通信社では、GR DIGITALを百台単位で購入し、特派カメラマンに持たせているという。そうしたことから同氏は、「散歩カメラによし、趣味カメラによし、報道写真も撮れるカメラ」と締めくくった。
懇親会で阿部秀之氏は、「現在、世の中では過去に無いくらい多くの写真が使われており、写真を撮る人の数も増えている。しかし、写真業界では事業を撤退する会社が出るなど暗い話題も多い。これは、多くの人の写真との関わり方が変わってきてるためではないか」と述べた。
そして、「そうした中で、Blogという形での情報発信や、カタログ作成への参加など、リコーはユーザーとの新しい関わり方を提案し、成功している」と述べた。
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URL
リコー
http://www.ricoh.co.jp/
製品情報
http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital/
コンテスト結果
http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/pcc/index.html?gr_products
GR BLOG
http://blog.ricoh.co.jp/GR/
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( 本誌:武石 修 )
2006/02/27 18:02
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