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8月デジカメ販売は次期商戦に向けて落ち着き

~GfK Japan「Imaging市場現況」より

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(GfK Japan)は6日、2005年8月期のイメージング市場概況を同社サイトで公開した。これによると8月期のデジタルカメラ販売台数は59万5,000台で、前年比6.1%減。

 レポートによると、8月は運動会/行楽シーズンを翌月に控えた静かな時期だが、「次期商戦の準備段階」でもあるため、夏商戦向けの機種の値下げにより消費者の興味をひきつけているとしている。が、この方法はメーカーの収益を圧迫するため、値下げ以外の手段で消費者の興味をかきたてることが期待される。

 販売チャネル別では、家電量販店の好調が目立つ。カメラは操作説明が難しく、販売方法やアフターケアに独特の方法があり、販路が限られていた。が、家電メーカーがデジカメ市場に参入したことにより市場が広がり、仕入れなどで有利な家電量販店が好調としている。

 さらに、レポートではデジタルカメラの動画機能に着目。640×480ピクセル、30fpsでの撮影が可能な機種のシェアが増え、ビデオカメラとの垣根がなくなりつつあるとしており、動画機能は「デジタルカメラの更なる普及には欠かせないアクセント」としている。



URL
  GfK Japan
  http://www.gfkjpn.co.jp/
  2005年8月期Imaging市場現況(PDF)
  http://www.gfkjpn.co.jp/report/documents/ProFi-imaging_0508.pdf

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( 本誌:田中 真一郎 )
2005/10/06 15:09
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