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米Kodak、デジタルと銀塩の売上高が初めて逆転


 米Eastman Kodakは28日(現地時間)、デジタル関連事業の2005年の売上成長率が年初に発表した36%を上回るとの予想を発表した。これにより、初めて通年でデジタル関連事業が銀塩感材事業の売上を上回る見込み。

 デジタル関連事業の営業利益は、前年比300%以上の伸びを予想。ただし、年初に予想した2億7,500万~3億2,500万ドルを下回る見込み。要因として、ヘルスグループの利益減と米国経済における減速の可能性を挙げている。

 今後も収益確保のためコンシューマー向け銀塩感材製品の生産能力を縮小する計画で、生産施設の稼働率を2004年の約65%から、2007年後半までに約90%へと増加するとしている。

 なお2006年1月1日には、現在デジタル&フィルム イメージング システムズ(DFIS)グループに含まれているコンシューマー向けデジタル関連製品と、銀塩感材システム製品の事業グループを2つに分離する予定。



URL
  Eastman Kodak(英文)
  http://www.kodak.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.kodak.com/eknec/PageQuerier.jhtml?pq-path=2709&pq-locale=en_US&gpcid=0900688a803e30ae


( 本誌:折本 幸治 )
2005/09/29 20:54
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