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米Micron、500万画素と310万画素のCMOS撮像素子
~CCD市場での置き換えを狙う
米Micron Technologyは13日(現地時間)、310万画素のCMOS撮像素子「MT9T012」と、500万画素のCMOS撮像素子「MT9P001」を発表した。
MT9T012はすでにサンプル出荷が開始されており、2005年第4四半期には量産が開始される見込み。MT9P001は11月にサンプル出荷、2006年第1四半期に量産開始の見込み。
MT9P001
MT9T012
コンパクトデジカメなどでのCCDからの置き換えを狙った製品。同社ではCCDと比較して、システムコストが低く、フル解像度でのフレームレートが高く、インテグレーションが容易でチップ数を減らして基板のレイアウトをシンプルにできるとしている。また、消費電力も低く、バッテリの持続時間を延ばせるとしている。
どちらも画素サイズは2.2×2.2μmで、ノイズが少なく、高い感度を実現できる、同社独自の「DigitalClarity」技術を搭載し、高画質を実現した。隣り合う複数のピクセルをまとめることで感度を向上させる「ビニング」機能を備える。
500万画素のMT9001は、コンパクトデジタルカメラやカメラ付き携帯電話向けとして開発された。光学サイズが1/2.5インチ。フル解像度で12fpsでの撮影と、30fpsでのプレビューが可能。12bitのADコンバーターをチップ上に搭載する。
310万画素のMT9T012は、カメラ付き携帯電話向けに開発された。光学サイズは1/3.2インチで、フル解像度で15fpsでの撮影と、30fpsでのプレビューが可能。
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URL
Micron Technology(英文)
http://www.micron.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.micron.com/news/product/2005-09-13_mt9T012_mt9p001_release.html
( 本誌:田中 真一郎 )
2005/09/14 17:06
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