デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

米Micron、500万画素と310万画素のCMOS撮像素子

~CCD市場での置き換えを狙う

 米Micron Technologyは13日(現地時間)、310万画素のCMOS撮像素子「MT9T012」と、500万画素のCMOS撮像素子「MT9P001」を発表した。

 MT9T012はすでにサンプル出荷が開始されており、2005年第4四半期には量産が開始される見込み。MT9P001は11月にサンプル出荷、2006年第1四半期に量産開始の見込み。


MT9P001 MT9T012

 コンパクトデジカメなどでのCCDからの置き換えを狙った製品。同社ではCCDと比較して、システムコストが低く、フル解像度でのフレームレートが高く、インテグレーションが容易でチップ数を減らして基板のレイアウトをシンプルにできるとしている。また、消費電力も低く、バッテリの持続時間を延ばせるとしている。

 どちらも画素サイズは2.2×2.2μmで、ノイズが少なく、高い感度を実現できる、同社独自の「DigitalClarity」技術を搭載し、高画質を実現した。隣り合う複数のピクセルをまとめることで感度を向上させる「ビニング」機能を備える。

 500万画素のMT9001は、コンパクトデジタルカメラやカメラ付き携帯電話向けとして開発された。光学サイズが1/2.5インチ。フル解像度で12fpsでの撮影と、30fpsでのプレビューが可能。12bitのADコンバーターをチップ上に搭載する。

 310万画素のMT9T012は、カメラ付き携帯電話向けに開発された。光学サイズは1/3.2インチで、フル解像度で15fpsでの撮影と、30fpsでのプレビューが可能。



URL
  Micron Technology(英文)
  http://www.micron.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.micron.com/news/product/2005-09-13_mt9T012_mt9p001_release.html


( 本誌:田中 真一郎 )
2005/09/14 17:06
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.